2009.11.20

わが家の歴史

さくらまや
さくらまや

美空ひばり役でドラマ初出演
天才演歌少女 さくらまや

>>『わが家の歴史』オフィシャルサイト

<2010年 春 3夜連続放送>


 来春3夜連続放送の『わが家の歴史』は、昭和2年から39年までの激動の時代を底抜けの明るさとバイタリティで生き抜いたある家族の物語を描くスペシャルドラマ。柴咲コウ佐藤浩市松本潤ら連続ドラマの主役級十数人が大家族を演じることで早くも話題を集めている。ドラマの中で一家が30件以上の歴史的事件に遭遇し、20人以上の実在の時代の寵児に出会っていく…という夢のある設定は、まさに三谷幸喜ワールド。壮大な昭和史とドラマの架空の登場人物たちの物語とが絡んでいくさまは絶妙だ。
 その著名人たちの中の一人、美空ひばり役として、天才演歌少女・さくらまやが出演することが決まり、このたびロケが行われた。撮影されたのは、柴咲コウ演じる政子と佐藤浩市演じる大造が、漫談や歌謡ショーで人気の井口静波一座の舞台を見に来た時に、抜群に歌のうまい少女・美空ひばり(10才)がステージで歌っていた、という場面だ。ロケ場所となった群馬県みどり市の「ながめ余興場」は、昭和12年から芝居や歌謡ショーが行われてきた歴史ある小劇場で、履物を脱いで上がる客席には座布団が敷いてある木造のベンチシート、畳の桟敷席、ちょうちんが飾られた2階席、そして舞台へ続く花道もあって、情緒あふれる風情。昭和20年代のファッションに身を包んだエキストラも加わり、劇場内はまさに昭和の雰囲気に。
 さくらまやが歌ったのは戦後の大ヒット曲「リンゴの唄」。まだ持ち歌がなかったころの美空ひばりが地方巡業で実際によく歌っていた曲だ。まずは、歌のみを録音するため、ヘッドホンを付けて一番、二番を通して歌うさくらまや。そのうまさにはスタッフ一同感心しきりで、河野圭太監督からも音声スタッフからも1回でOKが出た。そして次にカメラも回して舞台で歌う美空ひばりの演技をする収録をスタート。観客役のエキストラたちの拍手にも演技ではなく熱が入る中、こちらもミスなく順調に終了した。
 ドラマ初出演を果たしたさくらまやは、「難しかったですけど、うまくできました。美空ひばりさんは私のあこがれの歌手なんです。テレビで昔の番組を見て、「リンゴ追分」とか「お祭りマンボ」が大好きになって、いろんな曲を練習しました。(美空ひばり役のお話があったときは)びっくりしました。曲を聴いて毎日練習しました。(ドラマ出演については)最初は大丈夫かなとか思ってたんですけど、でも楽しくできました。またやってみたいです。」と会心の笑顔。ものまねでなく、きちんと美空ひばりの歌のうまさや魅力を表現できる歌手ということでキャスティングされたさくらまや。昨年デビューするや平成の美空ひばりの呼び声が高かった天才演歌少女のひばり節に請うご期待!



2009年11月19日発行「パブペパNo.09-285」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。