「山口敏太郎の不思議ワールド」ゲッターロボの原型は変身UFO!?
2009年11月10日(火)17時5分配信 リアルスポーツ
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ロボットアニメに出てくる戦艦やロボットたちは必ずといっていいほど合体や変形をしてパワーアップする。今回は変身ロボットの原型になったといわれる変身UFOについてリポートしよう。
変形ロボットの元祖は1974年から放映されていた「ゲッターロボ」といわれている。その後、永井豪作品を中心に数多くのアニメが制作され、現在のジャパニメーションブームにもつながっている。実はこれら変身ロボットはUFOがモデルになったのではないかという説がある。
この説がささやかれ始めたのは、あるUFOが目撃されてからである。かつて、UFOといえば“空飛ぶ円盤”の名の通りの、アダムスキー型や葉巻型などのオーソドックスな形だった。それが現在では、さまざまな形が目撃されているのだ。そしてついに、変形するUFOが目撃された。
このUFOは2009年9月17日、カナダのオンタリオ州で目撃されたもの。はじめは、いかにもUFOと分かる姿をしており、点滅を繰り返しながら浮遊していたという。しかし、しばらくすると真っ白になり、最初とはまるっきり異なる姿になったという。
変形UFOの目撃証言や映像は過去にも数多くある。例えば2008年にはニューヨークシティーで発光した後、徐々に姿を変える2隻のUFOの映像が撮影されている。
また、2009年2月にもスペイン領のマジョルカ島で同様の映像が撮影された。現在、これらの映像はYouTubeで見ることができる。
今回新たに変形UFOが目撃されたカナダのオンタリオ州では、以前にも変形するUFOが目撃されていたとの情報もある。1998年3月、カナダ人のUFO研究家とその仲間の観測家が、オンタリオ湖南岸で観測を行っていたときのことである。球体と思われる物体が空に現れた。その物体は徐々に降下していき、それにつれて白みがかった金色から赤へと変色していったという。
以上のように前例はいくつもあるが、今回現れたUFOのように、明らかに金属性と見て取れる写真は珍しいといわれている。先述したニューヨークとマジョルカ島で撮影された映像に映るUFOは、柔らかいゴムのようにも見える。最近は「フライングヒューマノイド」や「フライングホース」といったUMA(未確認生物)か、動物型UFOとも呼べるものが世界中で目撃されているが、この変形UFOもこれに近いのではないのかといわれている。
以前、日本でUFOらしき物体が目撃され大騒ぎになったが、後日、クジラ型の風船であったことがわかった事件があった。断言はできないが、この映像も何かの見間違いである可能性も否定はできない。今回のUFOも風船の可能性はあるが、風船が急に平らになり発光するとは考えにくい。
しかし、UFOを拡大した写真を見る限り、廃棄された家電にも見えなくはない。仮に、これが本物であったとしても、アニメや映画のUFO出現シーンのイメージが強い人からすると、少々複雑な気分ではないだろうか。いくつもの映像が撮影されている以上、変形する何らかの物体があることは間違いない。また、それがUFOである可能性も完全には否定できない。すると、UFOが地球上のロボットからヒントを得て変形を行うようになったのか、それともロボットアニメの方が宇宙の大いなる力によって変形というインスピレーションを得たのか。これは面白い類似点であるといえるだろう。ロボットアニメ(イコールSF全般ともいえるが)現実になる日も遠くないかもしれない。