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桜井 芳生
/ 光文社
(2005-12-14) /
1,470円
/ ISBN:9784334974923
学生時代にこれ読んで内定100%達成しました(2社しか受けていない上に、業種が特殊なので参考にならないかもしれませんが・・・) 自己分析、業界分析は無意味。 実際に雇用するのは企業なのだから徹底的に企業分析を行い、コンピテンシーに合わせた自己PRの作成にこそ時間をかけるべきという主張は目から鱗でした。(極端な話、エントリーシートから最終面接までボイスレコーダーのように同じ内容を話してもコンピテンシーさえはずしてなければOK) その他、就職活動失敗後「へこみがち」になる学生のメンタルヘルス事情や面接における非言語戦略の重要性(何だかんだ見た目も重要)についてもフォローされており、社会人が読んでも楽しめる内容となっています。 追記: 著者がメーリングリストで書いていた、就職活動における機会費用の指摘が超重要。 「交通費やスーツ代をケチることが、生涯賃金にして数千万、場合によっては億をこえる差になる可能性がある。」 学生にその感覚は持ちにくいよなぁ。。。
佐々木 正悟
/ 技術評論社
(2009-08-07) /
1,659円
/ ISBN:9784774139395
余談: evernoteと連携したカレンダーがあれば「いつ思い出すべきかが不明」であるが「大事なアイデア」を想起させる仕組みができるのになぁと思ったりします。evercalenderでないかな。。。 例)カレンダーに予定を入力。 ↓ 予定として入力された文字列、日時、場所等の情報からevernote内を検索。 ↓ カレンダーに関連情報のリンクが作成される。 「この前考えたアイデア、今日のMTGテーマと合ってる。提案したらいけるかも。」とか「今日会う予定の○○さんにMTGの内容話したらヒントもらえそう」といった形で記憶想起が促される。 ■読書メモ 記憶の天才もタスクリストを使う/「記憶をコード化する能力」をいくらトレーニングしても、「未来記憶」の強化にはつながらない/「メタ記憶」とは「記憶の記憶」のこと/なぜタスクを忘れるのか?―適切な手がかりを必要なタイミングで得られないから/特定の空間に入ったら、思い出すべき展望的記憶/カーナビは、空間な展望的記憶を強力に支援してくれるツールとして、革命的な存在/開始時刻が決まっていない仕事はタスク。開始時刻が決まっている仕事はスケジュール。/情報源健忘症/smart.fm(学習支援サイト)/digo(重要な部分を抜き出して管理)/frendfeed(個人が発信した情報を追跡)/「アイデア」には「人の記憶に残す」という役割がある/ボイスレコーダーを使って夢を記録 ユビキタスキャプチャ・・・人はいつどこですばらしいアイデアに恵まれるか分からない。だからそれをとらえるツールを必要としている。 人の記憶に残りやすいアイデアの特徴 1.ショックを感じさせるアイデア 2.すぐ分かるアイデア 3.具体的にイメージがわくアイデア 4.物語性のあるアイデア
村上 憲郎
/ ダイヤモンド社
(2009-10-02) /
1,575円
/ ISBN:9784478008614
会社のしくみを知る/財務・簿記の基本知識を身につける/疑問はその日に解決する/仕事の目的は顧客満足にある/仕事のプライオリティをつける/アイデアは考えない/デール・カーネギーに学ぶ/2025年になって英語を使えずに仕事をしている人の姿を私は想像できません/その分野の中で一番薄くて、でも基本的なエッセンスは詰まっている本を探し出して、それを一気に読む/割り切ることの必要性「そこまで悩んだらもういいんじゃない?」/(日本人は)平面=地上の王国での競い合いで勝つことだけに価値観を見出そうという傾向が非常に強い/体や心の働きが「我」のもののように思えるのは錯覚に過ぎない/イデア論「一方にイデアという完璧なものがあり、もう一方に不完全なものがある」という2項対立の発想モデル/経済学オンチ・・・すでに理想的な状態が喪失されているのに、まだ回復可能だと思い込んで現状を否定する傾向 自分の中にある「仕事の目的」を基準に行動できていれば、誰かと対立したり、一時的に非難されたりしても、強い気持ちで物事に対峙できる 「原点を読まなければダメ」という発想自体、明治維新後の“後進国”知識人のコンプレックスの裏返しによる教養主義の産物
林 正孝
/ 大和書房
(2009-09-19) /
1,365円
/ ISBN:9784479771494
簡単に上がるモチベーションは、簡単に落ちる。 必死に抜け出そうとするから頭が働く 将来を変えるには「今」やるしかない/本当に困ると人は考える行動する/同化しようとしても一生かかってもできない2つの異文化が融合するから、そこに大きなものが生まれる/たとえば毎月20冊の本を買い続ける/遊びたいものを我慢して本を買い続けたわけだから、「変わりたい」ということに対してコミットできているということです/自分の行動がアホらしくなったときが転換期/仕事が変われば「仕事ができない人」になるかもしれない/「自分が決めたことができる」ということほど、人間を強くするものはない。
ダン アリエリー
, Dan Ariely
/ 早川書房
(2008-11-21) /
1,890円
/ ISBN:9784152089793
それくらい、読むべきところの多い本でした。 まぁ、「フリー」のキモはアトムから離れた21世紀型のフリーについて言及している点なので、あれはあれで素晴らしい本であることに変わりありませんが・・・ ■読書メモ 一番高いセックスは、無料のセックスだ(ウディ・アレン) 不正行為は現金から1歩離れたときにやりやすくなる 入浴治療で引き起こされる痛みを議論するときは、痛みに絶叫する患者を目の前にして看護師が経験する心理的苦痛も考慮する必要がある/給料に対する男の満足度は妻の姉妹の夫より多く稼いでいるかどうかで決まる/人に何かを欲しがらせるには、それが簡単に手に入らないようにすればいい/セカンドプライスオークション/自分自身に群れつどう・・・自分自身の後ろに並んで行列の2番目の人になる/スターバックスのアンカリング・・・入店の経験がほかとはちがったものになるように、できることをすべてやった。(高貴な名前の飲み物、イタリア式のサイズ...and more)ダンインドーナツではなくスターバックスが用意した新しいアンカーをすんなり受け入れるように全力をつくした。/ゼロの歴史・・・どうして何もないことがありえるのか?/あらかじめ味がまずいと教えると、人々がそれに賛同することになる可能性が高くなる/宣誓効果の実験/料理のオーダーは真っ先に 人間というものが何も知らずにたまたまとった行動の総体でしかないとしたら/ふたつの異なる世界―社会規範が優勢な世界と、市場規範が規則をつくる世界―に同時に生きている/ 実世界でのアンカリングは、業者の希望小売価格、広告価格、マーケティング、製品の市場投入などからつくられるものであり、これらはすべて供給側の変数 思うに、ほとんどの政策参謀は、無料!が手持ちのエースだということに気づいていない。まして、その切り札をどう使うかなど考えていない。 わたしたちはみんな、自分がなんの力で動かされているかほとんどわかっていないゲームの駒
オダギリ 展子
/ PHP研究所
(2009-09-19) /
819円
/ ISBN:9784569773162
「必要な時に確実にソコにある!」が理想―付箋の台紙を剥がしてデスク周りに貼り付け/黄色の蛍光ペンはコピーしてもその色が出ない/大量のコピー前後は用紙残量をチェック/日付入りFAX済みスタンプ:シャチハタデータネーム/二重線修正スタンプ/即答できない場合も取り急ぎメール・・・「回答に時間がかかるので1日まってください」/有給届け等はテンプレ化・・・のちのち参照できるように提出前にコピーも有効かと。。 机上に広げる案件書類は1件のみ
クリス・アンダーソン
/ 日本放送出版協会
(2009-11-21) /
1,890円
/ ISBN:9784140814048
情報量が多いので、咀嚼でいていない部分も多いですが21世紀のフリーと競争、あるいは結託していく必要性を感じました。全体を通して、刺激的なメディア論として読むこともでき、特に12章はあと最低3回は読みたいと思うほどエキサイティングな内容でした。 追記: どうでもいいですがこの分量をPDFで読むの結構しんどそう。ストレスなく読めるビューワーとか今結構あるんですかね? キンドルが出てくると状況が変わるのかもしれませんが、書籍に関しては今回の1万人ダウンロードみたいなことやっても、まだまだ紙の利便性が圧倒的に大きいので商業的にまずまずの成功が収められそうな気がします。 ■読書メモ この新しい形のフりーは、モノの経済である原子(アトム)経済ではなく、情報通信の経済であるビット経済にもとづいている/航空会社のラインエアは、自分たちの産業は航空機の座席を売ることではなく、さまざまなサービスをおこなう旅行会社であると位置づけたことで業界の常識を覆した/フリーミアム・・・有料のプレミアム版に対する基本版が無料/ダンパー数・・・集団の人数が150人を超えると、相互扶助を監視する社会的絆がゆるみ始める(イギリスの人類学者ダンパーが定式化した)/マヤやアステカなどトウモロコシを主食とする文化は、時間とエネルギーが余っていたのでよく近隣の部族を攻撃したという/潤沢にあるときは選択の必要がないので、それについて考えなくていいのだ/無料!のものを選べば目に見えて何かを失うという心配はない/タダのものは大切にしない。慎重に使わないと利益以上の損害を与える恐れがある(グーグルのお菓子、敬老パス紛失)/要するに、アイデアとは究極の潤沢な商品で、伝達のための限界費用はゼロなのだ。/潤沢な情報は無料になりたがる。希少な情報は高価になりたがる。/情報は「違いを生む違い」/グーグロが情報を無料にしたがるのは情報コストが下がれば、より多くのお金が稼げるから(ニコラス・カー)/表明された欲求と製品を結びつけるグーグルの方法―ウェブ上の広告はソフトウェアのアルゴリズムによって掲載されるので純粋なものに思える/最大化戦略を追求するもくてきは「収穫逓減の法則」にある/フリーはひとつのバージョンにすぎない/ 賢い会社は通常のお金の流れを逆にする。モノやサービスを無料にしたり、他の会社が料金をとるものに料金を支払ったりする。これらのアイデアとハイテクは特に関係ない。企業家が価格について創造的に考えたことで生まれたものだ。 魅力的利益保存の法則・・・潤沢にあるモノのコストが底値にまで下がるとき、その商品に隣接した別のモノの価値を押し上げることがある 定期購読でコスト的にタダにすることもできるのに料金をとる理由・・・金額はいくらでもかまわないが、小切手を切る、あるいはクレジットカードの番号を入力するという行動は、決断を示す行動であり、それによって広告主が読者を見る目がガラリと変わるのだ。 マイクロペイメント・・・顧客は割りに合わない認知作業をさせられ、売る側も割りにあわない小額の売り上げしかない フランスでのアマゾン送料無料をめぐる訴訟・・・アマゾンのすごいところは、サービスをやめるよりは一日1500ドルの罰金を払うほうを選んだことだ。結局、フリーは違いを生む以上の効果を持っていたのだ。 「セーの法則」・・・供給はそれに等しい需要をつくる ハッカー倫理第3条・・・すべての情報(インフォメーション)はフリーになるべきだ。 流動性とはつまるところ「多いければ多いほど差が出る」ことを意味する。 「ゼロ億ドルビジネスをつくる」・・・フリーがひとつの産業を縮小させるいっぽうで他の可能性を切り開く ベルトラン競争・・・競争市場においては、価格は限界費用まで下落する 評判経済を注目経済に買え、現金に換算できる― あるサイトの経済的価値=検索結果ページにのることで生まれるトラフィック量×その期間ないにおける検索されたキーワードの価値 啓発された利己主義こそ、人間の最も強い力。 私が他人に払う注目の価値が、私が他人から受ける注目の量によって決まるとすれば、そこには個々人の注目が社会的株価のように評価される会計システムが生まれる。
藤井 孝一
/ 筑摩書房
(2009-10) /
735円
/ ISBN:9784480065148
会社に骨抜きにされたひ弱なビジネスマンにならない為に、「週末企業」という考え方もアリだなと十分に感じられる内容でした。 ■読書メモ 職場の存在そのものが不確かなのに、職場で活躍するスキルを身につけたところで、不安が解消できるわけではありません。/自分の裁量でお金をコントロールできる範囲が大きいことは、自立するうえできわめて重要/鹿児島のお墓参り代行ビジネス/どうしても手っ取り早くお金を得る必要があるという場合には、金額が少なくても確実にお金が入るアルバイトをおすすめしています/いちばん手強い「1円の壁」/「3万円の壁」―アフリエイト等の既存の仕組みからの脱却/ いつの時代も犠牲者にならない秘訣は「自立」することです。 掛け算と同じで、ゼロと1の違いは大違いです。1円が稼げるということは、お金を稼ぐ仕組を手にしたことを意味します。 |
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