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第6回スクウェア・エニックス小説大賞

応募総数が前回より増え、才能溢れる作品が多く送られてきた「第6回スクウェア・エニックス小説大賞」。最終選考を通過した5タイトルは、どの作品も審査員の誰かが惹かれる部分を持っていた。その中から、改稿は必要だが出版できると判断された3作品が入選・佳作を受賞した。惜しくも期待賞、最終選考通過作となった著者については、担当が付きデビューに向け二人三脚で新たなスタートを切っている。

新しくなった新人賞「第1回スクウェア・エニックス ライトノベル大賞」の募集が始まり、すでに応募作が続々と到着している。応募方法は「第1回スクウェア・エニックス ライトノベル大賞」の詳細をチェック! ガンガンノベルを担う、入選・佳作の作品に負けない面白い作品をお待ちしています!

「要塞都市の錬生術」 遭川遭 (20)

50万円+書籍刊行+web掲載※1+コミック化(掲載)※2

受賞者のコメント

受賞の報告をいただいた直後、猛烈な吐き気に襲われ「この幸せと引き換えに自分は死ぬんじゃないのだろうか」と錯乱したのも良い思い出です。

今では動悸・息切れは治まったものの、後戻りできない所まで来てしまったと言う使命感や、本当に満足いくような作品を書き続ける事が出来るのかと言った不安感に襲われながら、一睡もできない夜を過ごしています。自分なんかがこんな身に余る程の評価を頂いてよかったのか……。

いや、いつまでもネガティブな姿勢ではいけませんね、覚悟を決めないと。

見ての通りの虚弱で卑屈な作者ですが、より面白いものを書こうとする情熱は誰にも負けない自信があります。これからも末長く皆さんの目に触れられる場所で頑張っていけるよう、粉骨砕身の思いで精進していきたいと思います。

ああ、考えただけで胃が……

ストーリー

万物の特性の顕現・エクシル。

生命のエクシルと別のエクシルを合成した≪錬生人間≫が制作されていた。蕩森ベルは義父が送りつけてきた≪錬生人間≫楽士ロココと共同生活を始める。ロココは爆薬のエクシルを合成され、動揺で爆発を起こしてしまう力の持ち主。

その力を危険視する≪錬生人間≫が、刺客として現れふたりは戦いに巻き込まれていき──。

選評

けれん味の効いた文章に、いい意味で読者を裏切る展開。原稿用紙換算で約600枚の長編だが、長さがまったく気にならなかった。ヒロインのキャラが弱かったことと、アクションシーンの書き込みが甘かったのが残念。

「sky*」 志藤絢 (19)

30万円+書籍刊行+web掲載※1+コミック化(掲載)※2

受賞者のコメント

「最終選考を通過しました」

そうお電話を頂いたのは、丁度私の誕生日のころでした。

名前の後に(19)と書いてあるのを見ると、なんだか詐欺を働いている気分です。でも逆に、自分が詐欺に引っ掛けられているのでは、とも思ったりもします。

ちょうど二十年目の節目にこのような名誉を頂き、大変光栄です。光栄すぎて、これからどんな不幸が襲ってくるのかとビクビクしていたら足を挫きましたが、私の幸せはこんなものじゃない。おそらくあと七十回は挫くんじゃないでしょうか。

とりあえず足が痛いので夢じゃないですし、コメントを書いている時点で詐欺でもないなと安心しています。

最近、何をしていても、自分の作品のキャラならどうするかを考えます。毎日夢にも出てきます。自分で生み出した子達に日常を支配されているのは微妙な心境ですが、ものすごく幸せなことです。

きっかけを下さったみなさま、ありがとうございます。そしてこれから作品を通して出会うであろうみなさま、よろしくお願いいたします。

ストーリー

見渡す限りの草原に建つ家。

そこには真紅の瞳を持つ女性・セリオスと戦災孤児だったところを拾われた少年・ジュダが暮らしていた。何かしら重い過去を背負うセリオス。彼女の元に予期せぬ来訪者が次々と現れ──。

選評

描きたい世界観とキャラクターを正確な筆致で表現できる力は新人離れしていた。短編連作という形が作品にマッチしており、構成力も非凡なものがある。どのように成長していくか、これからが非常に楽しみな作家だ。

「改造宇宙人鉄腕ななめ」 終倉敷 (24)

30万円+書籍刊行+web掲載※1+コミック化(掲載)※2

受賞者のコメント

祝・佳作受賞!! ……ですが正直な話、まったく受賞したのだという実感がありません。

そもそも、この受賞コメントは皆様の元に届いているんでしょうか?

受賞の連絡があって以降、編集さんと電話で話をしたりはしています。ですが、電話の向こうの人物は本当に現実に存在しているのか。もしかして、どことも繋がっていない携帯電話に向かって私一人でブツブツと喋っているだけかも知れません。

果たして、誰がそうでないと証明できるのか。それぐらい信じられない気持ちでいっぱいです。小学生の頃から小説を書き続けて、ようやくここまで辿り着ました。

しかし、道のりは広くて遠く、そもそも道があるのか否かさえ不確かで不安になりますが、とりあえず行ける所まで突っ走ってみようと思っています。

ストーリー

舞台は海に浮かぶ巨大な学園都市。風紀委員の「早鐘僕」は、風紀委員長である「黒髪めがね」に突然告白をされ、付き合うことになった。

そんなある日、空から改造宇宙人と呼ばれる生物兵器「鉄腕ななめ」が降ってきて……。

選評

個性的なキャラクターを描く才能を評価。メインキャラばかりでなく、脇役にまでも手を抜かないその描写力は見事。ストーリーにもその貪欲さは反映されており、様々なジャンルを詰め込んでいる。アイデア過剰な問題作。

「ELLEPAPAー星に棲む竜のお話ー」 玖波央々 (24)

賞金5万円

受賞者のコメント

罰当たりな話なのですが、私は選考の途中経過が発表されるたびに「次こそ落ちる。次こそ落ちる」と呪詛のごとく呟いていました。

落選する心当たりばかりが頭を過りました。そしたら、ちゃっかり最後の最後まで残していただいちゃいました。どこぞの国には大舞台を前にした人に敢えてネガティブな言葉を贈り、悪魔を呼び寄せないようにする風習があるそうな。迷信じゃなかったんですね。

ちなみに、受賞のお知らせをいただいてからの口癖は「もう駄目だ」です。いい兆候だと思います。

口を突くのはそんな言葉ばっかりですが、小説を書くのは好きなんです。今回の投稿を経て、もっと好きになったと感じています。こうした場を与え、そして望外の評価をくださった関係者の皆様には、いくら感謝しても足りません。本当にありがとうございます。

この受賞を勇気に変えて、口笛吹きつつ構えていられる作品が書けるよう、これからも精進していきます。

ストーリー

誤って『竜のタマゴ』を孵化させてしまったエルレーンは、生まれてきた白髪の少女・ミラに父と慕われる。

最初は迷惑がっていたエルレーンだが、少女を巡る数々の騒動を経て、いつしか父親の自覚を持つようになり──。

選評

無駄のない丁寧な文体で、複数の主観をうまく切り替えながら独特の世界観を描ききった。シンプルな表現ながら、情景や心情の描写に不足はなく、好感が持てる。それだけに、主題に現代性をやや欠く点が惜しまれた。

「あなたのアワレでございます」 泣村健太 (24)

選評

読者にどういう気持ちになってほしいのかが、はっきりと描かれていて良い。本作の場合は「泣き」なのだが、序盤からラストに向けて軸のぶれない構成となっている。反面、それだけになってしまったのが惜しまれる。プラス要素として、キャラや設定で読者の興味を引けるような独自性が欲しかった。

※1. イラスト作画者は未定です。ガンガンONLINEにて掲載。
※2. 希望する方のみ。掲載雑誌・作画者は未定です。

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