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おけいはん冬の第1楽章〜東山「美しき庭にて」
2006年11月某日 in 建仁寺
今回のポスターのテーマは、「京都・東山の庭園」。
禅の世界を体感できる日本最古の禅宗本山寺院「建仁寺」の石庭が舞台となりました。
しんと静まった境内での撮影は、心地よい緊張感に包まれて…。
テレビ番組収録も同時に行われるなど、大充実の一日となりました。
「お庭に足を踏み入れた瞬間、あまりの美しさに言葉を失いました。凛と冷たい空気に、思わず背筋がシャンとなって、なんともいえないすがすがしい気持ちに。冬の京都もやっぱり素敵だなぁと、京都のよさを再確認させてもらいました。この感動は、実際に来て体験しないと味わえないもの。クセになること、間違いなしですよ」
由緒正しき禅寺の境内だけに、足をくずすことは厳禁と決めていたおけいはんは、撮影の間ひたすら正座。「足、大丈夫ですか?」というスタッフの声に「ぜんぜん大丈夫です。私、正座は得意なんです」と、余裕の笑顔! |
撮影風景を反対側からのぞくと、こんな感じ。じっと正座するおけいはんを見守る、たくさんのスタッフ。しばらくすると、一般のお客さんも集まってきて、黒山の人だかりができてしまいました。 |
ポスターだからといってストーリーがないわけではないのです。テーマに合った写真を撮るために、カメラマンさんと「目線や表情の作り方」などを、しっかり打ち合わせしながら撮影します。 |
ポラロイドを確認中に、スタッフから「いい表情してますよ」と言われ、「うれし〜♪ありがとうございます!」と、今日一番の笑顔! |
撮影の合間に、「本当にきれい」と、何度も口にするおけいはん。風が吹き、整然と掃き清められた庭に落葉が降り注いだ瞬間には、思わず、手を広げて受け止めようする可憐なしぐさも。 |
待ち時間の間も、ずっと正座を続けいたおけいはん。「足、しびれたでしょう?」と聞かれると、「板の間が硬いので少し痛かったけど、しびれてはないですよ〜」と、笑顔。しなやかで強い“真の大和撫子”な姿にスタッフ一同、感動しきり。 |
ポスター撮影終了後、テレビ番組「南海パラダイス!(2006年12月22日放送分)」のVTR収録が行われました。「冬の京都のみどころを、おけいはんが紹介する」という設定。アドリブでのコメントにNGを出すと、ごらんのおちゃめなリアクションも。放送はすでに終了しましたが、ご覧になった方には、おけいはんの新たな一面が伝わったのでは? |
建仁寺
今回の撮影舞台は、「建仁寺(けんにんじ)」。鎌倉時代の開創より800年あまりの歴史を誇る臨済宗建仁寺派の大本山です。 |
白砂に緑苔と巨石を配した「大雄苑」と称される「枯山水」の前庭。心が静まる、おだやかな雰囲気が魅力。 |
境内のいたるところで、「幽玄、わび、さび」の美意識を堪能できます。 |
美しい回遊式日本庭園。行楽シーズンには、特に多くの観光客でにぎわいます。 |
「宗務本院」「大本山建仁寺」の看板が風格漂う境内への入り口。 |