2009年11月29日 18時34分更新
空気が乾燥し、山火事が起きやすくなる季節を前に、29日、高梁市で、山火事が発生したことを想定した消防訓練が行われました。
高梁市松原町神原のスポーツ公園周辺で行われた訓練には、高梁市消防本部や地元の消防団などからおよそ130人が参加しました。はじめに高梁市の近藤隆則市長が「訓練を通して、市民の安心・安全が保たれるよう取り組んでください」と訓示しました。
訓練は、スポーツ公園の斜面から煙があがっているとの想定で行われ、まず、公園の管理人が、火がどのように広がっているのか情報収集し、消防に119番通報しました。
そして駆けつけた消防署員らが、火災現場とは離れた池からホースを延ばして現場まで水を送り、放水にあたりました。
また岡山県の消防防災ヘリコプターも参加し、山頂付近で空中からの消火訓練を行いました。
高梁市消防団の片山修一団長は「これから年末年始に向けて火災が多くなることから、市民に広く防火をよびかけていきたい」と話していました。