“疑惑の本塁打王”４年連続で殿堂候補入り

　全米野球記者協会の投票で選ぶ１０年の野球殿堂入り候補者２６人が２７日、発表された。

　大リーグ通算２７２４安打で、二塁手としてゴールドグラブ賞１０度を誇るロベルト・アロマー氏、通算４９３本塁打のフレッド・マグリフ氏、マリナーズ一筋でプレーしたエドガー・マルティネス氏ら１５人が新たに名を連ねた。通算５８３本塁打を記録し、カージナルスの打撃コーチに就任したマーク・マグワイア氏も引き続き候補に入った。同氏は引退後に薬物疑惑が浮上し、３年連続で落選している。殿堂入りには全体の７５％の得票が必要で、来年１月６日に発表される。

[ 2009年11月29日 ]