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計量でも神経戦、興毅「目ぇそらしたやろ」 (2/2ページ)

2009.11.28 19:21
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計量でも神経戦、興毅「目ぇそらしたやろ」
亀田興毅が見つめる中、計量を終え笑顔の内藤大助(中央)=後楽園 (撮影・塩浦孝明)【フォト】

 両者の“神経戦”は前日の調印式から続いていた。何度も王者をにらみつける亀田。しかし内藤は視線を完全に無視して計量会場を離れた。

 「(内藤は)1回だけちらっと見て、目ぇそらしたやろ」と亀田。試合を盛り上げたいと言いながら、自分の“挑発”に乗ってこない王者を「プロやないわな。心に余裕がなかったらあかんで」とこき下ろした。

 「あんまり見ないようにしていた。おれはおれのペースがあるんでね」と内藤はさらり。前日の調印式では硬さが見えたが、この日は会見が亀田と別々に設定されたこともあり、「計量が終わったしね。相手も近くにいないから」と、表情には余裕がうかがえた。

 6度目となる防衛戦に「今から気合が入りすぎてもダメ」と、あくまで自然体。「(亀田を)強豪だと思って、リングの上で、いい殴り合いをするだけ」と語る。

 2階級制覇を目指す亀田は「今までの試合で一番落ち着いているし、自信もある」と話し、「おれは挑戦者らしく闘ってベルトを巻くよ」。計量でははかりの上で二の腕の筋肉を誇示するパフォーマンスも見せた。

 両者が“らしさ”を示した注目の一戦。2万人を飲み込んだ会場で、いよいよゴングが鳴る。




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