仁川港に到着した旅客船に乗っていた19歳のグッカ(ク・ヘソン)は、結婚とともに始まる韓国での生活に胸をときめかせていた。しかし、彼女を迎えたのは、夫になるはずのスングの甥ウギョンだった。ウギョンは、スングが交通事故で亡くなってしまったことを、どのように伝えればいいか戸惑っていた。
スングの遺影の前で涙を堪えるグッカ。その姿にスングの家族は胸が詰まる。そこにちょうど弔問に来たユヌは、そこで、片隅で泣いているグッカに出会う。 一方、ドングクの妻で料理研究家であるミョンヘは、娘ユンジョンが形式的なお見合いに愚痴をこぼすのをたしなめていた。
自分の靴をはいたグッカにいきなり「脱げ」と怒鳴ったユヌは、彼女から「チッチッケ」というあだ名をつけられる。一方、ホン爺さんは、嫁にくるはずだったグッカに飛行機のチケット渡し、国に帰って新たな生活をするよう促す。
故郷の延辺に帰国しても喜んで迎えてくれる家族もいないグッカは、韓国で職を求めて生活していくことを決心する。一方ユヌは、母親に言われたとおり、シニョンとの交際を一ヶ月間の契約恋愛をするよう提案し、心外なシニョンを戸惑わせる。
シニョンはユヌと恋愛を始めたが、ユヌの作った恋愛スケジュールを見ると、シニョンはユヌが恋愛も仕事のようにすることに頭に来る。一方、仕事を探す合間に少しでもお金を稼ごうと漢方薬でゆでたゆで卵を路上で売り始める。