2009年11月27日(金) 10時24分51秒
日本のノートPCは、高すぎた。acer
テーマ:ブログおはようございます。
①シチズン(日経)
共感系コピーです。
「時間を見るフリをして、
実は時計を見ている。」
その下には、こう続きます。
「別に時間が知りたいわけでもなにのに、
ついつい何度も目をやってしまう。ほんとに好きなんだな。」
今年のTCC、レッドバロンの
「旅の目的地が、道だったりする。」
を思い出します。
②キヤノンクロマライフ100+(日経)
「ハプスブルク家の肖像も、
田中家の肖像も、
美しく美しく、後世へ。」
写真の広告に、
昔の(あまり知名度の高すぎない)絵画を持ってきたところが
おもしろいと思いました。
③acer(日経)
パソコンが高いというのは
みんなが薄々感じつつ、当たり前だと
受け入れてきたことだと思います。
それを、
「安いよ、安いよ」
ではなく、
「これまでのノートPCは高すぎた。」
ではなく、
「日本のノートPCは高すぎた。」
と、スケールでかく言ってるところが巧みだと思います。
ビジュアルも、普通のPCの広告なら
それを前面にもってくるところですが、
銀座の夜景を写しています。
まるでNHKスペシャルのオープニングみたいに、
ドキュメントタッチです。
安いよというメッセージは
チープになってしまいそうですが、
こういうふうにジャーナリストっぽく
言っちゃうと、毛色が変わって見えると発見しました。
1 ■acerは
台湾のメーカーなので、
そういう意味でも「日本の」という
言葉を選んでいるのかもしれませんね。
そう考えるとすごく
挑戦的な広告なのかも。。。