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【玄界灘を越えて】白仁天物語(6)誰もが認めるパイオニア (1/3ページ)
いまもソウルに住む白仁天は、27日に66歳の誕生日を迎えた。現在は韓国SBSが放映する巨人戦の解説者。今季は韓国出身のスター李承ヨプの出番が少なかったが、「視聴者は韓国より上のレベルの野球として興味を持っています。日本のファンが大リーグ中継を楽しむようにね」と話す。
今春のワールド・ベースボール・クラシックで死闘を繰り広げた日韓の代表チーム。その架け橋となった白は切磋琢磨(せっさたくま)を喜びながら、「まだ実力は6、4で日本が上。近い将来、並ぶことはあっても韓国が上回るのは難しい」とみている。
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1991(平成3)年にLGツインズを退団した白は96(同8)年、三星ライオンズの監督に就任した。ここでダイヤの原石に出合う。それが入団2年目、投手から転向したばかりの李だった。
「どんな打者になりたいんだ」と問うと、間髪入れず「ホームランバッターです」と答えた。目を輝かせる19歳のたくましい下半身に、白は「王さん(現ソフトバンク球団会長)に似ている」と感じた。
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