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2009年11月27日(金) 17:38 |
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市議の期末手当引き下げは一転可決
11月定例岡山市議会が27日開会し、一般会計補正予算案など80議案が上程されました。 この中で、市議の期末手当を引き下げる条例改正案が審議され、これまで議員報酬の引き下げを拒んできた市議らが一転、賛成し可決されました。
農地転用をめぐる贈収賄事件で逮捕された成本俊一市議の席は空席のまま開会した岡山市議会。 議会冒頭で高谷市長がこの贈収賄事件に触れました。 議会は12月22日までの26日間を会期と定めた後、77億3900万円余りの一般会計補正予算案など、80議案が上程されました。 また27日の議会では、行財政改革の一環として職員給与を1.23%引き下げる条例改正案や、市長などの特別職、市議の期末手当を引き下げる条例改正案が市から提案され、審議されました。 9月議会では、自分たちの給与の引き下げ案を否決した岡山市議会ですが、この議会では一転、12月のボーナスについて全会一致で引き下げを認めました。 議員一人当たり、平均29万8000円余りの減額です。 今回の市議の決断には、やはり議会に向けられている市民の厳しい目というものがあるのかもしれません。 これからの議会の中で、どれだけ私たちの感覚に近い議論がなされるのか、見守っていかなければなりません。
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