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2009年11月27日(金) 19:15 |
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新型インフルエンザの影響深刻化
今月初め、岡山県はインフルエンザ警報を発令しましたが、その後患者数は急増し、現在では全国平均を約6ポイント上回っています。 学校など教育機関では、休校などが深刻化しているようです。
全国で猛威を振るう新型インフルエンザ。 今月5日、岡山県はインフルエンザ警報を発令し、感染拡大の防止に向け注意を呼びかけました。 しかし、患者数の増加に歯止めはかからず、このままの状態が続くと医療体制の維持も困難になることが懸念され、県は27日、さらなる注意喚起を行いました。 先週、岡山県の一医療機関あたりのインフルエンザ患者数が全国平均を上回りました。 特に小学校での感染が急激に増加し、今週臨時休業が過去最高の202施設を記録しました。 岡山市北区の中山小学校では、全校児童の半数に近い約270人がインフルエンザや風邪などで欠席し、今月25日から休校処置をとりました。 教師が電話で児童の様子を確認したり、授業の遅れを取り戻す為のカリキュラム作りなどに追われています。 学校は手洗いやうがいの徹底など児童への指導を積極的に行なってきただけに、急激な感染の広がりに戸惑いを感じているようです。 感染が広がる新型インフルエンザ。 今後、季節性インフルエンザの流行も懸念される中、拡大防止に向け、県民一人一人の取り組みが重要となってきそうです。 岡山県によりますと、県内のインフルエンザの患者数は全体の80%〜90%が14歳未満ということです。 子供だけでなく大人も患者が増加しているということで、手洗いうがいなど、当たり前のことですがきちんと意識を持って生活したいものです。
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