「仕分け人にミュージシャンも…」会場に裕也さん
事業仕分け最終日の作業を見つめる内田裕也さん(中央)=佐々木紀明撮影
政府の行政刷新会議による「事業仕分け」の最終日となった27日、会場の国立印刷局職員用体育館(東京都新宿区)に、ミュージシャンの内田裕也さん(70)が姿を見せ、仕分けの様子を熱心に聞き入った。
午前8時すぎから一般傍聴者の列に並んだという内田さんは、紙幣の印刷業務に関する仕分け作業などを傍聴。「海外に比べ、日本のミュージシャンは政治への関心が薄い。自分の行動で、若い人たちに何か感じてもらえればうれしい」と話し、「ぜひ仕分け人にミュージシャンや芸術家も入れてほしい」と注文もつけた。
(2009年11月27日15時43分 読売新聞)