首相が本会議中に揮毫、扇子に「友愛」と

(読売新聞)

　２６日の衆院本会議中、鳩山首相が審議そっちのけで扇子に 揮毫 ( きごう ) する一幕があった。郵政株売却凍結法案について公明党議員が質問中で、野党から「真剣さが足りない」との批判も出ている。

　扇子は長島昭久防衛政務官が支持者用に、と依頼したもので、以前首相が書いたと見られる「呑舟之魚不遊枝流」の文字があった。議場ではその脇にサインペンで「友愛」と書き足した。

　報道席からカメラマンが撮影すると、松野頼久官房副長官が気づいて注意、首相は慌てて扇子を手で隠した。