岡山放送局

2009年11月27日 19時3分更新

岡山市11月定例市議会開会


岡山市の11月定例市議会が27日開会し、一般会計で77億3千900万円あまりの補正予算案など、あわせて80の議案が提案されました。

27日開会した岡山市の11月定例市議会でははじめに岡山市人事委員会の勧告に伴って来月1日から施行する市の職員の給与を引き下げるための条例の改正案が議決されたあと、市側が一般会計の総額で77億3千900万円あまりの補正予算案などあわせて80の議案を提案しました。

提案理由を説明した岡山市の高谷市長は農地の転用許可をめぐり市議会議員が逮捕されたことにふれて「選挙で選ばれた者は責任の重さをかみしめる必要がある。
襟を正し市政運営にまい進する所存です」と述べました。

今回提案された補正予算案には、▼急増する生活保護世帯に支給する保護費に39億6000万円、▼緊急雇用対策の14の事業におよそ1700万円、▼地域医療ネットワークの研究や救急医の養成のために岡山大学に来年から4年間設ける講座に1億3600万円、

▼不法投棄により汚染された地下水浄化のための行政代執行に2700万円などが計上されています。岡山市の11月定例市議会は12月22日まで26日間の日程で開かれます。