ホワイトソックスは、通算388本塁打を記録しているアンドルー・ジョーンズ外野手と年俸50万ドル(約4350万円)の1年契約で合意したと発表した。ホ軍はヤンキースからFAとなった松井秀喜外野手の獲得に条件次第では乗り出すとみられているが、今回の補強が影響を及ぼす可能性も出てきた。
ジョーンズは32歳で96年から07年までブレーブスで活躍。ゴールドグラブ賞10度を誇る走攻守のそろった選手だった。ここ数年はけがもあり成績は低迷。今季はレンジャーズで82試合の大半を指名打者として出場し、打率・214、17本塁打、43打点だった。
ホワイトソックスは外野の布陣が固まりつつあり、公式サイトは「指名打者枠で融通を利かせることになる」としている。守備を希望する松井秀サイドにとって、今回のホ軍の動きは影響は少なくなさそうだ。
(2009年11月26日)