行政刷新会議による事業仕分けが進むなか、藤井財務大臣は、刷新会議が予算の廃止や縮減を決めた事項については、予算編成における復活を認めない考えを示しました。
「(刷新会議の)決定に沿って予算編成する。(復活折衝は)ほとんど考えられないと思っています」(藤井裕久財務相)
事業仕分けでは、多くの予算項目について廃止や縮減の方針が示されたことに対し、各省庁から閣僚レベルの復活折衝に期待する声があがっています。
これについて、藤井大臣は「刷新会議の決定に沿って予算編成する」と強調し、復活を認めない考えを示しました。
予算の廃止・縮減は、週明けに開かれる行政刷新会議本体で最終決定される方向で、藤井大臣のこの発言で、これまで予算編成にどう反映されるかがあいまいだった行政刷新会議の決定が重みを増すことになりそうです。(25日22:43)