ホワイト急便・パールドライ
ホームお知らせ・更新状況最新店舗情報会社概要料金表営業店検索暮らしのメモお問い合せ

暮らしのメモ

暮らしに役立つちょっとした情報をお届けします。

「きもの」についての豆知識

世界に誇れる民族衣装

きものは、活発な動きにあまり適さないことなどから洋装が圧倒的となっているなか、特別な日のための衣装となってきました。

和装のおしゃれに拘る人や冠婚葬祭、パーティーなどで着る礼・正装として着る人など、きものに愛着を持つ多くの人びとに受け継がれていますが、きものを日常的に着る人は少なくしまいました。

そうは言っても、きものは世界に誇れる民族衣装です。世界で最も美術的で芸術性豊かな衣装と言われています。
その大きな要因は、きものに施された文様装飾。基本形は一定して変わりませんが、文様と色彩、そして生地の種類など、その組合せによる変化で男女の区別や年齢差、季節感などを表現しています。
そうした性格の衣装だけに、文様などが美術的に洗練され続けてきたのです。

その結果、きものほど多くの種類の文様を持つ衣装は他になく、世界で最も美術的で芸術性豊かな衣装と言われることになったのです。
その文様には、植物、動物、器物、自然、風景などを素材にしたものが一千年にわたって蓄積されており、文様の一アイテムである家紋ひとつとっても5,000以上もあります。

独特の袖と裾も魅力的

きものの形で特に目立つのは、大きく長い「袖」と足元まで垂れている「裾」。その袖と裾が長大化したのは・・・

きものの原型は小袖と呼ばれるもので、平安時代に、長い袖の上衣(大袖)の下に着用されていた袖口の小さい下着であったものが、鎌倉時代以降表着として着用されるようになりました。
そして室町時代に一般化して、現在のきものの姿が生まれました。

小袖がまだ下着だった頃、小袖は、袖口を下から縫いふさいで丸い袂になっていましたが、表着として着用されるようになると、大袖の長い袖に対する愛着から、その袂が長くなりました。

それは、平安時代の貴族たちの長く美しい袖に憧れた武家階級の女性たちが、華やかさを求めた結果だったのです。

足元まで垂れた長い裾も同様で、働くには不自由なものですが、働く必要もなかった豊かな貴族たちの美しい衣装への憧れが裾の長大化の根底にありました。

というようにして、きものの優美さは時代を超えて継承・発展してきたと考えられています。

きものもクリーニングを!

きものの洗い方には、ほどいて洗った後もう一度仕立てる「洗い張り」(解き洗い)と、ほどかずにそのまま洗う「京洗い」などがあります。

「京洗い」は、ドライ溶剤とソープの力で全体を丸洗いして整形仕上げをするもので、きものを着る機会が少なく洗い張りをするほどではないという人向きです。

いつも利用しているクリーニング店で頼めるので利用者が増えています。

クリーニングに出す際には、どこにどんなシミをつけたのか、また応急措置でどんなことをしたのか伝えるとそれにみあった処理を行います。

「ジ・アフタ」より抜粋転載

プリンタ出力用画面

前のページ
衣類の変色#2
コンテンツのトップ 次のページ
今年の流行色
ごらんください!

ココデジ新登場!
店舗検索




加工商品