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ズボンの知ってるようで知らないこと

折り目

ズボンは18世紀末のフランス革命前までは、ベルバラのオスカルが履いていたような半ズボンでした。その後、長いズボンが登場しましたが、当時はまだ細身のタイツのように裾を靴につけたりしていました。
19世紀になり、裾の幅が広いズボンが定着するようになって、折り目がつけられるようになりました。

次のようなエピソードがあります。
イギリスの皇太子がアメリカを訪問した際に、ズボンの前後と脇に折り目をつけていたということです。
これが社交界への「折り目」のデビューとされています。その後、海軍士官の制服の身だしなみとしてはじめたとも言われる折り目の強調が、広く普及し始めるきっかけとなったということです

裾のダブルとシングル

ズボンの裾の折り返しは、当初泥や水で汚れないようにまくり上げていたことに由来します。当時は現在とは違い舗装がされていない場所が多かったからです。
しかし、裾に折り返しの重みをつけることにより、シルエットが優雅に見えると言う利点があり、その後長くダブルは続きました。
1970年代には一端ダブルは廃れましたが、その後スーツの生地が薄くて軽くなったことに伴い、ズボンの裾に重みを加えるためにダブルにする人も増えているようです。

ただし、フォーマルな席ではシングルとされています。
礼装用のモー

ニングコートやタキシードのズボンはシングルです。裾の汚れ防止で始まったダブルは優雅な席にはふさわしくないと言うことなのです。
フォーマルな場所以外ではダブルにするかシングルにするかは全く個人の好みですが、例えば、ツーパンツ・スーツなどをお求めの際は、ダブルとシングルの裾を用意したらお洒落にも幅が広がると思います。

タック

タックの目的は、立ったり座ったりするときの腰の動きにゆとりを持たせることですが、もう一つあります。それは、複数のタックと折り目によって作られた縦のラインが、目を上下方向に導くために「脚長」効果をもたらすというものです。

身だしなみのポイント

ズボンの折り目を保つために、アイロンやズボンプレッサーを普段使いますが、クリーニングされていない状態ですと、汚れを生地に焼き付けるようなもので、傷みが増す場合もあります。
スーツのクリーニングはワンシーズンに少なくとも1〜2回出した方がベストです。

さて、男性用はさておき・・・ちょっとクイズです

「ブラウス」って ホントはどんな意味?

男性はシャツだけなのに女性にはシャツとブラウスがありますね。 さて、ここで問題です。

  1. 女性のものと、男性からのものと、その両方が混合してブラウスが誕生した。
  2. ブラウスは初めから女性のもので、スカートとともに生まれ発展してきた。
  3. ブラウスは、もとは男性のもので、衣服の多くは、もと男性用というものが多い。

答えは何番でしょう?
次回の暮らしのメモをお楽しみに!

「ジ・アフタ」より転載・一部加筆

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