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「清潔」と「除湿」でカビ防止

カビが発生する原因は、何と言っても高い湿度。でも、そればかりではありません。大部分のカビには、温度、養分、空気も不可欠。
これらの条件がそろえば、カビは繁殖しはじめます。

汚れやシミを取り除く

まずは、養分を取り除くこと。
カビは葉緑素を持っていないので、光合成ができません。何かに寄生して栄養をとらなければならないのです。ですから、カビの養分となる汚れやシミなどを、衣類からキレイに取り除くようにしましょう。

湿度を50〜60%台に

次に、大部分のカビが好む、湿度80%以上、温度20〜25℃という環境を変えてしまうこと。除湿機やエアコンなどを活用して、湿度を50〜60%台に下げればカビの繁殖は防げます。
つまり、「清潔」と「除湿」を心がけることが、カビ撃退のポイントなのです。

クリーニングで「清潔」に

衣類につく食べこぼし、身体から出る汗や皮脂などは、どれもカビの養分です。
これらの汚れなどを取り除くには、やはり洗濯やクリーニング。
衣類にカビがつくと、繊維の中に根をどんどん食い込ませ、繊維昇分解して養分としますから、損傷を防ぐためには衣類を清潔にしておくことが大切です。

被害が多い毛や絹製品

家庭でカビの被害が特に多いのは皮革製品、次いで繊維製品。繊維の中では天然繊維が被害にあいやすく、毛、絹、綿の順となっています。
衣類の素材を確かめて、被害にあいやすいものからクリーニングを済ませてしまいましょう。

ビニールカバーは外す

クリーニングに出した衣類が戻ってきたら、ビニールカバーを必ず外し、陰干しをしてから収納することも忘れずに。ビニールカバーは、お客さまへ衣類を汚さずにお渡しする、汚れ防止用です。

湿気から衣類を守る収納法

湿気は重いので、下のほうに溜まります。ですから、家の中ではふつう、階下より階上が保管場所として適しています。階下の押入れの場合は、地面からの湿気を遮断する工夫も必要。スノコの利用なども一案です。

引き出しを使い分ける

整理ダンスの場合も、下の段ほど湿気が溜まりやすいものです。
ですから、上段の引き出しには毛や絹製品などカビが生えやすいものを。中段には、綿や麻製品などを。下段には、湿気に強い合成繊維製品などを収納するとよいでしょう。すなわち、湿気に弱く、カビやすい衣類ほど、上の段に収納するとよいわけです。
また、普段よく着用する衣類を下段に収納しておくと、下段の引き出しを開け閉めする回数が増えます。引き出しを開け閉めすることで、空気の流れが起こり、上の段の風通しもよくなります。

詰め込み過ぎないように

押し入れでもタンスでも、とにかく詰め込み過ぎは禁物。湿気が溜まらないように余裕をつくっておきましょう。
また、収納場所の掃除も忘れずに。ホコリが溜まっていると、湿気もそこに溜まってしまいます。

カビの被害を発見したときは

カビは、表面だけでなく、繊維にまで根が入り込んで、繊維そのものを傷めています。また皮革製品では縮みが起きて、硬化している場合があります。
このため、カビの生えた衣類や皮革製品の回復はほとんど見込めないことも。その点を理解した上で、どこまでクリーニングできれいになるのか、カビの程度にもよることですから、クリーニング店によく相談してみましょう。

「ジ・アフタ」より転載
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