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汗おとしで黄ばみ追放

汗を吸いこんだ衣類は、そのままにしておくと、残留した汗の成分のせいで重くゴワゴワになり、汗臭も発します。また、汗とともに染みこんだ皮脂汚れは、黄ばみ・黒ずみの原因になります。
夏物のあと始末の基本は「汗おとし」。汗とともに皮脂の汚れをしっかり落としておきましょう。

黄ばみの原因は皮脂汚れ

汗にわずかに含まれる成分は塩分、尿素、乳酸など。衣類についた後、水分が蒸発すれば、塩分などが濃縮されて残ります。

でも塩分などは、もともと汗の成分として水に溶けていたもの。水で沈える衣類ならば、すぐに洗えば除去しやすいものです。
そのことから、洗濯で問題になるのは、汗とともに繊維の奥にまで染みこんだ皮脂汚れ。洗剤などの界面活性剤でも除去するのは難しく、時間がたつうちに空気中の酸素によって酸化され、取れにくい黄ばみ・黒ずみになります。
また、染みこんだ皮脂はバクテリアによって分解され、いやな臭いの原因ともなります。

というように、汗を吸いこんだ衣類は、そのままにしておくと、汗の残留成分と皮脂とによる二重の汚れで品質・機能が低下してしまうのです。 

 

クリーニングでスッキリと

クリーニングではふつう、水の影響で縮むものや、型崩れするもの、色落ちするものなど、デリケートな衣服には、溶剤を使って洗う「ドライクリーニング」が行なわれます。このドライは油溶性の汚れに良く効きます。また、溶剤だけでは水溶性の汚れに対応できないので、特別な洗剤と少量の水を加えて、汗などの水溶性の汚れも除去しています。

その水溶性汚れの除去率を高めたドライなら、皮脂汚れと汗汚れとに強いので、夏物のあと始末にも活躍します。

汗と皮脂に効くダブル洗い

その一方で、汗を吸いこんだ衣類のクリーニングでは、水溶性の汚れに効く「ランドリー」や「ウエットクリーニング」が活躍。特に「ウェット」は、強力な水洗いのランドリーに比べてソフトな水洗いなので、デリケートな衣類の汗おとしとして活躍しています。
「ウェット」とは、ふつうなら水の影響を避けるためにドライで処理する衣類を」水溶性の汚れが多い場合などに、衣類を傷めないように水と洗剤でソフトに洗う方法。本来この方法は、通常のドライの後に水溶性の汚れが残った場合に行なわれたものです。

その2段階の洗い、すなわちドライとウエットをシステム化したのが「ダブル洗い」。これも皮脂汚れと汗汚れとに強いので、夏物のあと始末に適しています。

その水洗いの場面で油溶性の汚れを分解除去する方法も進歩しています。繊維の内部にまで達する酵素の働きで染みこんだ汚れを落とすもので、バイオテクノロジー(生物工学)に基づいて開発された酵素を使うので、「バイオクリーニング」とか「バイオ洗い」とも呼ばれています。汗おとしでは特に皮脂汚れを良く落とす脂質分解酵素(リパーゼ)が活躍しています。


「ジ・アフタ」より抜粋転載

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