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成海璃子:時代劇に初挑戦「咲くやこの花」 松坂慶子「カツラが似合う」と太鼓判

ドラマ「咲くやこの花」の主演を務める成海璃子さん
ドラマ「咲くやこの花」の主演を務める成海璃子さん

 女優の成海璃子さん(17)が時代劇で初主演するドラマ「咲くやこの花」(NHK)のスタジオ収録が27日、緑山スタジオであり、成海さんと、共演の平岡祐太さん(25)、松坂慶子さん(57)が登場した。成海さんは「3カ月間一生懸命こいという人を生きていきたい」と話した。 

 「咲くやこの花」は、地味で百人一首が好きなこい(成海さん)が大江戸かるた大会に出場し、勝ち進むうちに江戸中の注目の的となり、あだ討ちを志す浪人、由良(平岡さん)との初恋を経験して成長していく物語。

 成海さんは「リハーサルをゆかたでやるのに自分でゆかたを着たことがなかった。平岡さんが『インターネットで見て練習した』と言っていたので私も練習しようと思った。毎日着るのでだいぶ慣れてきました」とコメント。同じく時代劇初出演の平岡さんは「毎日が新鮮。何事も初めてなので思う存分楽しみたい」と意欲を見せ、「普段猫背で姿勢が悪いので、姿勢や歩き方など所作の先生にいろんな指摘を受けました」と話した。

 この日は、こいが江戸城で大奥代表と御前試合をするシーンを収録。寺子屋時代の先生でこいが尊敬するはなを演じる松坂さんは成海さんについて「すっかり板に付いてきた。カツラが似合う。お芝居も自然でウソがない」と絶賛。また「大奥のセットに入ったら胸が熱くなりました。着物は落ち着きますね」と笑顔で話していた。10年1月9日から毎週土曜午後7時30分放送予定。全10回。【服部美央】

2009年11月27日

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