美しいバラード曲の数々で多くの人の心を揺さぶるアーティスト、alanが25日にセカンドアルバム『my life』をリリースする。「いろんな私を聞いてほしいと思った」という本作で、彼女は一般に広く浸透した“バラードな人”のイメージをするりと交わして、R&Bテイストの楽曲やダンサブルなナンバーにもトライ。さらに、そうした曲を見事なまでに自分のものとして、さらりと歌いこなしてしまった。そこはやはり、数多くの才能を世に送り出す故郷・中国で、星の数ほどのアーティスト志望者のなかから選び抜かれたシンガーたるゆえんだろう。
タイトルには、この音楽で表現したものが自分自身である、という意志が込められている。ひいては、音楽を届けることこそが自分の生き方なのである、とでも言い切るような強い決意をも感じさせる。大切に作りあげた楽曲を、確実にリスナーの元へと届けるために、真摯に音楽と向かい合う。母国語ではない日本語にしても、インタビュー途中でペンと手帳を取り出してメモを取る。そういった彼女の様子を見ていると、こちらも自然にピッと背筋が伸びる。そこにいるだけで元気を奮い立たせてくれる。