※このページはWinnyの関連情報やニュースを集めるページでしたが2005年4月1日に更新休止し、
11月後半からWinnyの概要説明ページへと作り変えました。なお、ここにWinnyは置いていません。
ネット上掲示板発言番号から「47氏」と呼ばれていた人が作成したファイル共有ソフト。
2002年5月に公開され、2003年5月からWinny2となる。
WinMXなどと違ってファイルをいったん暗号化するという中央サーバーを介さないP2Pソフトで
さらにこの暗号ファイルを関係ない第三者を経由してバケツリレー方式で行う。
誰がどのファイルをどうやって送信・受信又は転送を送ったかがわからないので非常に匿名性が高い。
キャッシュがファイルと同じ容量になったら転送完了、受信したファイルはキャッシュとして溜め込む。
独自形式なのでダブルクリックしても展開することはできない。
ファイアーウォールの関係で、都合上ポートを開くことができない状態(ポート0)でも
Winnyネットワークに参加することができる(もちろん通信制限あり)
Winny独自の機能の一つとして「クラスタ」というシステムがあり、
これを設定するとそのジャンルの人とつながりやすくなり、効率がいい。
また掲示板としても機能もある。これも、サーバーを使わずに匿名で掲示板を立ち上げることができる。
Winny以外のすべてのP2Pソフトにも言えることですが、ソフト自体は違法ではありません。
Winnyを利用する人が増えるにつれ、Winnyを狙ったウイルスもどんどん増えてきています。
例えば2005年11月時点では、書店に行けばパソコン初心者を狙ったような売り文句の解説雑誌があるため
その手の人達がパソコンの知識もロクにないのにWinnyを使ってウイルスに感染するケースが急増しています。
通常のウイルスも多く見られますが、Winny特有のウイルスとして
パソコン内のスクリーンショットや重要データをWinnyでこっそりファイル共有を行い、ネットにばら撒くケースです。
流出した個人情報はいつまでもWinnyネットワーク上に残り続けるため非常にやっかいです。
個人だけでなく企業の人も一部の人が私的にWinnyをやっていたために、
会社内の機密情報が流出した、というケースも増えています。