銀座ホテルで昏睡強盗＝200万時計奪った疑い−中国人女を逮捕・警視庁

　東京・銀座のホテルで男性に睡眠導入剤を飲ませ、現金や高級腕時計などを奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課と築地署は27日までに、昏睡（こんすい）強盗容疑で、中国籍の無職王登珠容疑者（48）＝埼玉県所沢市金山町＝を逮捕した。同課によると、容疑を認めているという。
　逮捕容疑は9月18日午前0時25分ごろ、中央区銀座のホテルで、宿泊客の男性会社員（51）に「マッサージいかがですか」と声を掛けて室内に入り、睡眠導入剤を混ぜた茶を飲ませて意識不明にさせ、現金6万円や腕時計（200万円相当）などを奪った疑い。
　同課によると、男性は神戸市から出張で上京して同僚と飲酒後、ホテルのエレベーター前で同容疑者に声を掛けられた。　

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