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2009年11月26日(木) 17:45 |
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民主党に従わず岡山県が要望活動
岡山県は国の来年度予算の編成を前に、中央省庁に要望活動を行いました。 民主党は県からの要望を受け付ける窓口を岡山県連に一本化するとしていましたが、岡山県が従わず、両者の溝は埋まりませんでした。
岡山県の石井知事が走ります。 東京・霞ヶ関の国土交通省です。 来年度予算を編成するに当たり、岡山県の要望を国に説明して回りました。 午前中だけで総務省と国土交通省をはしごして、瀬戸大橋の料金引き下げなど30項目の要望を説明しました。 こうした要望活動はこれまで毎年行われてきましたが、政権交代により民主党は、地方自治体の声を県連に一元化する方針を決め、岡山県に今年の霞ヶ関詣でを中止するよう呼びかけていました。 しかし、石井知事は要望活動を今年も継続しました。 今月23日に行われた岡山県の民主党県連への説明会です。 中央省庁への要望を行うかどうかで、激しいやり取りとなりました。 岡山県が最も不安視しているのは、県連経由で要望がうまく伝わるかどうかという点です。 民主党岡山県連の津村代表は、25日も知事と電話でやりとりをしたと話します。 民主党政権の下で行われる初めての予算編成がどのような形になるのか、地方にとっても重要なポイントです。 岡山県と民主党は対立するだけでなく、県民の利益になるような決着方法を考える必要があると改めて感じます。
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