写真家 持田晃さん |
東京の写真を撮り続けて60年 |
昭和9年、東京日本橋生まれの持田晃さん。 14歳の頃、近所の人から“ベビー・ミノルタ”というカメラを貰ったことがきっかけで写真撮影を始めました。 戦後の昭和24年頃はフィルムも簡単には手に入らず、 まして中学生だった持田さんのおこづかいでは買える数も限られていました。 昭和24年東京駅が全焼した際には、日本橋、銀座界隈を走り回りフィルムを手に入れ撮影したそうです。 20歳を過ぎ、憧れの“ニコンS”を手に入れ、今でも東京の写真を撮り続けています。 今やオフィスビルが立ち並ぶ東京駅周辺にもかつては、人々の営みがありました。 持田さんが撮り続けてきた記録は「東京いつか見た街角」と題された写真集に収められています。 |
昭和24年東京駅全焼 昭和28年八重洲1丁目付近 昭和27年日枝神社祭りの様子 |
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「東京いつか見た街角」 撮影:持田晃 発行:河出書房新社 定価:2,415円 |