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茅ケ崎市立病院の医師ら4人を不起訴に/横浜地検

2009年11月26日

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 茅ケ崎市立病院で2006年から07年にかけ、心臓カテーテル検査などを受けた患者5人がC型肝炎に院内感染した問題で、業務上過失傷害の疑いで書類送検されていた同病院の医師ら男性4人について、横浜地検は26日、嫌疑不十分で不起訴処分にした。

 4人は、送検当時の同病院循環器内科部長の医師(51)と臨床工学技士(42)、放射線技師(59)、放射線技師(48)。

 同地検は院内感染について「感染源と感染経路の特定が困難だった」とした上で「被疑者の過失と、結果に至る因果関係が立証できない」と処分理由を説明している。県警は、放射線技師らが血液感染の危険性を認識しながら経費削減のために血圧測定器具などを使い回し、是正措置を取らず、内科部長は責任者として院内感染の予防策を怠った、などとして書類送検していた。

 服部信明市長は「深く反省し再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントした。

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