8回続いたモンブランのオールド「多色ボールペン・ペンシル」も今回9回目が最終回。
1955年から1969年までに造られた 12角金張り四色ペンシル No.64である。
同時代に造られたボールペンが6種、そして今回の四色ペンシルが3種。
多色ボールペンは、メーカーによっては今でも造られている。
かく言う私も、パイロットの三色ボールペンに1.6ミリの極太を多様、愛用している。
ただ、四色ペンシルなど誰が使っていたのだろうか。
その私の思いは、No.62の時に記したので、ご覧いただきたい。
では、モンブランのこのNo.64を造られた方々に敬意を表し、画像をご覧ください。
軸・クリップ: | 金張り |
芯出し方式: | サイドレバー式 |
芯出し方式: | サイドレバーを一杯に押し下げて、 メカニズム先端を回転させる。 |
形状: | 12角 |
太さ: | 9.5mm |
長さ: | 122.5mm |
重さ: | 25g |
■ 製造年代: 1955〜1969年
■ 最終販売価格: 9,000円 (1970年3月)
この年代に造られた製品達全てを私が持っている訳ではなく、従って全てを紹介することは出来ていない。
最後に、全ての製品のデータを紹介する。
製品番号 | 製造年代 | 仕様 | ||
No.50 | 1956〜69 | 四色ボールペン | 12角 | クローム仕上げ |
No.51 | 〃 | 〃 | 丸型 | スターリングシルバー |
No.52 | 〃 | 〃 | 12角 | 〃 |
No.53 | 〃 | 〃 | 丸型 | 金張り |
No.54 | 〃 | 〃 | 12角 | 〃 |
No.55 | 1960〜69 | 三色ボールペン | 三角 | クローム仕上げ |
No.56 | 〃 | 〃 | 〃 | スターリングシルバー |
No.57 | 〃 | 〃 | 〃 | 金張り |
No.65 | 〃 | 二色ボールペン | 丸型 | クローム仕上げ |
No.66 | 〃 | 〃 | 〃 | スターリングシルバー |
No.67 | 〃 | 〃 | 〃 | 金張り |
No.60 | 1955〜69 | 四色ペンシル | 12角 | クローム仕上げ |
No.61 | 〃 | 〃 | 丸型 | スターリングシルバー |
No.62 | 〃 | 〃 | 12角 | 〃 |
No.63 | 〃 | 〃 | 丸型 | 金張り |
No.64 | 〃 | 〃 | 12角 | 〃 |
以上が当時造られた多色ボールペン・ペンシルのデータである。
それ以外に、モンブラン勤務時代に私自身で収集したデータによると、No.53には14金無垢も存在したようである。
<マイコレクション>にはクローム仕上げの製品がないことにお気付きの方も居られると思う。
モンブラン勤務時代何故か、何故なのか判らないのだが、
「モンブランは、世界のどのメーカーより絶対に良くなければならない。」と、私はかたく信じ、思い込んでいた。
同僚からは、
「社長でもあるまいし」と、陰口をたたかれていたようであるが。
そんな私であるから、クロームメッキの製品に対し、
「こりゃ〜モンブランじゃね〜。」
クロームメッキの製品は買わなかったのである。
次回からの<マイコレクション>は、数回に渡り私には全く似合わない『コレクション マダム』を紹介する。
これらは、多色ボールペン・ペンシルよりも、もっと知らない方が多いと思う。では、次回まで。