1960年代製造のモンブラン。大好きなモデル達。
14金無垢の万年筆No.94から始まったマイコレクションパートUも22回目である。
今回のNo.25・26のペンシルは0.92mmと1.18mm芯使用のモデルであるが、壊れることがない堅牢なメカニズムである。
No.95・96の金無垢ボディから始まったペンシル達、今回のNo.25・26までボディの違いはあるが、同じ堅牢なメカニズムが装着されている。
長い間の使用で、芯のカスが詰まり、ノックしても芯が出てこない、あるいは口金が開いて芯が落ちてしまうことはあるが、修理は可能である。部品の交換ではなく“修理”が可能なのである。まあ、手巻き時計のオーバーホール。私の知る範囲では最も優れたメカニズムがこれらモデル達に使われているメカニズムである。
これからも二度と造ることが出来ないメカニズムであろうと、私は思っている。
では、画像をご覧ください。
| キャップ・胴軸: | 樹脂 |
| クリップ: | 金張り |
| 太さ: | キャップ:10.8mm 胴軸:9.8mm |
| 長さ: | 133mm |
| 重さ: | 18.1g |
| 芯出し方式: | ノック式 |
| 芯太さ: | 0.92mm |
| ボディの色: | 黒・赤・緑・灰 |
■ 製造年代: 1960〜1969年
■ 最終販売価格: 3,500円 (1975年2月)