98年、上方漫才大賞を受賞した里見まさと(右)、亀山房代さん
タレント・亀山房代さんが23日午前2時57分、心室細動のため、神奈川県内の病院で死去していたことが25日、分かった。42歳だった。所属の吉本興業が発表した。遺族の意向で詳細は明かさないが、持病ではなく突然の発症だったという。
亀山さんは三重県名張市出身。1989年、元「ザ・ぼんち」の里見まさと(57)と漫才コンビ「里見まさと・亀山房代」を結成、98年に上方漫才大賞を受賞。2001年に結婚、妊娠を機にコンビを解散した。産休から復帰後は、NHK教育テレビ「中国語会話」や性教育などをテーマに講演で活躍した。
最後の仕事は09年10月31日、東京で行われたイベント「しんじゅく食育フェスタ2009」。公式ブログが最後に更新されたのは今月9日で、長女を歯医者に連れて行く様子がつづられていた。元相方のまさとはブログで「元気な明るい亀ちゃんを皆さんもいつまでも覚えていて頂きたいです。最高に素敵な人でした」と別れを惜しんだ。
葬儀、告別式は近親者のみですでに執り行われ、後日お別れ会が催される予定。