ＷＢＡの裁定問題でＪＢＣに説明を求めた金平会長（右）と坂田。左は松本弁護士＝協栄ジム
ボクシングの協栄ジムの金平桂一郎会長は２５日、所属の坂田健史とともに都内で会見。ＷＢＡ総会でＷＢＡ世界フライ級王者デンカオセーン（タイ）と亀田大毅（亀田）の再戦が許可された問題で、日本ボクシング・コミッション（ＪＢＣ）に対して「説明責任がある」と、回答を求めた。
同会長は王者陣営とは坂田挑戦で契約済みで「契約は生きている。ＷＢＡに提出した書類にも不備はない」と主張。認可が得られず、逆に坂田がＳフライ級に転向したとしてフライ級での１試合を指示されたことにも反発。「坂田は４度防衛の実績もある。転級には明確なルールもなく、納得できない」とした。
同会長は「二重契約問題が発生する可能性もある」とも話し、王者側との契約が解除されなければ問題は複雑化する。
(２００９年１１月２５日)