松本零士さんと槇原さんが和解=「歌詞盗用」名誉棄損訴訟−東京高裁
11月26日18時47分配信 時事通信
歌手槇原敬之さんの書いた歌詞が、漫画家松本零士さんの漫画のせりふからの盗用かどうかが争われた訴訟は26日、東京高裁(中野哲弘裁判長)で和解が成立した。
槇原さん側の弁護士によると、松本さんが槇原さんに謝罪し、今後、歌詞について異議を述べないことで合意。一審は松本さんに220万円の支払いを命じたが、和解金はないという。
訴訟では、槇原さんが作詞した歌の「夢は時間を裏切らない。時間も夢を決して裏切らない」という一節が、松本さんの漫画「銀河鉄道999」に出ているせりふ「時間は夢を裏切らない。夢も時間を裏切ってはならない」からの盗用かどうかが争われた。
一審東京地裁は盗用ではないと判断し、「(槇原さんが)盗用を認め謝罪した」とした松本さんのテレビ番組での発言について、槇原さん側の訴えを認め、名誉棄損の成立を認めていた。
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槇原さん側の弁護士によると、松本さんが槇原さんに謝罪し、今後、歌詞について異議を述べないことで合意。一審は松本さんに220万円の支払いを命じたが、和解金はないという。
訴訟では、槇原さんが作詞した歌の「夢は時間を裏切らない。時間も夢を決して裏切らない」という一節が、松本さんの漫画「銀河鉄道999」に出ているせりふ「時間は夢を裏切らない。夢も時間を裏切ってはならない」からの盗用かどうかが争われた。
一審東京地裁は盗用ではないと判断し、「(槇原さんが)盗用を認め謝罪した」とした松本さんのテレビ番組での発言について、槇原さん側の訴えを認め、名誉棄損の成立を認めていた。
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最終更新:11月26日18時51分