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トヨタ、米国でペダル改修 「事故の恐れ」400万台
このニュースのトピックス:自動車産業
トヨタ自動車が米国で販売した車が暴走し、事故の恐れがある問題で、トヨタがアクセルペダルの自主的な改修に近く踏み切ることが14日、明らかになった。米当局とも大筋では合意しているとみられる。対象は400万台程度になる見通し。
現状ではフロアマットにペダルが引っ掛かる可能性があり、安全性を確実にするため、改修が必要だと判断した。改修費用は数百億円かかるが「リコールなどに備えた引当金が5千億円近くあるので業績に大きな影響はない」(幹部)と説明している。
トヨタは9月下旬、マットに原因があるとして「レクサスES」「プリウス」「カムリ」など7車種計約380万台の顧客を対象に、マット取り外しを呼び掛け始めた。それ以降に販売した車も改修の必要があるため、対象台数が増える。
トヨタはペダルの形について「欠陥ではない」との立場を取っており、法的なリコールではなく自主的な措置とする方針。米道路交通安全局(NHTSA)と最終的な調整をしている。
米国では問題発覚のきっかけとなった死亡事故が繰り返し報じられ、トヨタに対する風当たりが強まっている。
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