前原国土交通相が八ッ場 ダム(群馬県)の建設中止を表明した後、ダムの必要性を再検証する方針を示したことについて、鳩山首相は25日、首相官邸で開かれた全国知事会議で「あまりにも一方的に行いすぎたので、特に再検証ということにした」と述べた。
大沢正明・群馬県知事は、「地元住民のことを真剣に考えて一日も早い再検証を」と要望。首相は、「極力早く結論が出るように導いてまいりたい」と応じた。
前原国交相は9月16日の認証式直後に建設中止を表明。同23日には建設予定地を訪れたが、突然の表明に反発する住民は意見交換会をボイコット。
国交相は10月27日、ダムの必要性について、「予断を持たずに再検証する」と姿勢を軟化させたが、建設中止の方針は変更していない。
大沢正明・群馬県知事は、「地元住民のことを真剣に考えて一日も早い再検証を」と要望。首相は、「極力早く結論が出るように導いてまいりたい」と応じた。
前原国交相は9月16日の認証式直後に建設中止を表明。同23日には建設予定地を訪れたが、突然の表明に反発する住民は意見交換会をボイコット。
国交相は10月27日、ダムの必要性について、「予断を持たずに再検証する」と姿勢を軟化させたが、建設中止の方針は変更していない。