2009年11月26日 13:42
携帯動画変換君で、正常に動画を変換するには、QuickTime 7.2が必要ですgた、
2009年11月現在、既にQuickTime 7.2は旧バージョンであり、入手はできますが、
脆弱性もあり、インストールは避けたいことと思います。
(そもそも、QuickTimeさえインストールしたくない人も居るでしょうし。)
そこで、今回は、Apple公式サイトから、QuickTime 7.2をダウンロードして、
インストールすることなく、携帯動画変換君だけで使えるようにする方法を記載しておきます。
(Windows Vistaで携帯動画変換君を使えるようにする方法も合わせて記載します。)
- まず、携帯動画変換君(3GP_Converter034.zip)をダウンロードして
ダウンロードしたファイルをアーカイバソフトウェア(Lhaplusなど)で解凍(展開)する。 - 解凍してでてきたフォルダにある(以降、携帯動画変換君のフォルダと表記する)、
Setup.exeをダブルクリックなどで実行し、設定を行う。
[設定]ボタンをクリックすると、携帯動画変換君の画面が表示されるので、
変換する設定や、出力先フォルダも、前もって設定しておく。
設定が終わったら、携帯動画変換君を終了する。 - (Windows Vistaを利用している場合のみ、必要な手順)
携帯動画変換君のフォルダにある、3GP_Converter.exeを右クリックして、
プロパティを表示する。プロパティの「互換性」タブを開き、
「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れて、
「Windows XP (Service Pack 2)」を選択する。
「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる。
[OK]ボタンをクリックしてプロパティを閉じる。 - QuickTime 7.2 for Windows(QuickTimeInstaller.exe)を
下記のURLからダウンロードする。
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/quicktime72forwindows.html - ダウンロードした、QuickTimeInstaller.exeを、
アーカイバソフトウェア(Lhaplusなど)で解凍(展開)する。
(exeファイルだが、解凍は可能。) - 解凍(展開)したら、QuickTime.msiというファイルが出てきたかどうか確認する。
- ”ファイル名を指定して実行”でcmdと入力し実行すると、”コマンドプロンプト”が起動するので、
(スタートメニューからコマンドブロンプトを起動してもOK)、
下記のコマンドを入力して実行し、完了するまで待ちます。(数秒から数十秒で完了する。 )
start /wait msiexec /a "解凍して出てきたQuickTime.msiのパス" targetdir="C:\tempqt\"
(注意:上のコマンドが表示環境によって複数行に見える場合があるが、実際は1行なので注意。)
(注意:解凍して出てきたQuickTime.msiのパスの例:C:\****\QuickTimeInstaller\QuickTime.msi)
(注意:もちろん、C:\tempqtというのは出力先にするフォルダのパスなので、実際には何でも良い。) (注意:UACが有効の場合は確認画面が表示されるので許可する。 - これで、Cドライブのtempqtフォルダに、フォルダやファイルが出力される。
tempqtフォルダの中にできた「Program Files」フォルダ→「QuickTime」フォルダ→「QTSystem」フォルダを開いていく。 - 「QTSystem」フォルダ内にある以下のファイルとフォルダを、
携帯動画変換君のフォルダにある「cores」フォルダ内へコピーする。
(以下のファイルについては、こちらのブログを参考にさせていただきました。)- [フォルダ]
- QuickTime.Resources
- QuickTime3GPP.Resources
- QuickTime3GPPAuthoring.Resources
- QuickTimeAudioSupport.Resources
- QuickTimeH264.Resources
- QuickTimeMPEG4.Resources
- QuickTimeMPEG4Authoring.Resources
- [ファイル]
- CFCharacterSetBitmaps.bitmap
- QuickTime.qts
- QuickTime3GPP.qtx
- QuickTime3GPPAuthoring.qtx
- QuickTimeAudioSupport.qtx
- QuickTimeH264.qtx
- QuickTimeMPEG4.qtx
- QuickTimeMPEG4Authoring.qtx
- [フォルダ]
- 以上で完了。あとは以下のように、変換を行うだけ。(次回からは以下の操作のみでOK。)
- WindowsVistaの場合
携帯動画変換君のフォルダの3GP_Converter.exeのアイコンに、
変換したいファイルを、ドラッグアンドドロップする。
(3GP_Converter.exeのショートカットを作成して、そのショートカットのアイコンに、
変換したいファイルを、ドラッグアンドドロップしてもよい。) - Windows XPの場合携帯動画変換君のフォルダの3GP_Converter.exeを実行すれば、
携帯動画変換君が起動するので、変換したいファイルを、
ドラッグアンドドロップする。
- WindowsVistaの場合
一旦、インストールの画面が一時的に表示される場合もあるが、実際には展開されるのみなので大丈夫。)
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