Bs岡田“改名”の次は肉体“改造”11キロ減目標
◆ 「動きを良くするために体重を減らそうと思います」 ◆
飛躍へ向け、“改名”の次は“改造”だ。オリックス・岡田貴弘外野手(21)が25日、今オフの課題として減量による肉体改造を掲げた。目標はシーズン終了時の約106キロから11キロ減となる95キロに設定。秋季キャンプから減量に取り組み、既に101キロ前後までダウン。キャンプインまでに目標値まで絞り込む算段だ。
「動きを良くするために体重を減らそうと思います。来季は外野一本ということもあるので」
今季はわずか43試合出場ながらプロ初本塁打を含む7本塁打を放ち、パワーを誇示した。自ら「体の重みが飛距離につながったと思う」と自覚する一方で、外野守備では機敏さに欠けたプレーも目立った。そこで“攻守両道”を目指すため、減量を決意。岡田に減量を勧めた米村外野守備走塁コーチも「やせることで動きが軽くなって守りやすくなるし、打撃でもキレが出るはず」と効果に期待を込める。
“岡田流減量”は至ってシンプルだ。「いらない脂肪を落として、筋肉を増やしたい」。具体的には、ご飯などの炭水化物を控えめにして低カロリーの食物を取ることを心がけ、運動量は現状をキープする。さらに球団トレーナーが実践して減量に成功したという「ビリーズ・ブート・キャンプ」にも挑戦する構えで、パワーと軽快さを兼ね備えた体づくりに励む。
来季からは岡田監督からの提案で登録名を“改名”する岡田。肉体も改造して“名実”ともに、新境地を切り開く。
[ 2009年11月26日付 ]
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