石井戦消滅逃れた…それでも吉田は浮かぬ顔
笑顔で写真撮影に臨む桜庭和志(左)と吉田秀彦
Photo By スポニチ |
北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(22=アイダッシュ)と“柔道王”吉田秀彦(40=吉田道場)の注目の一戦が12月31日の「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ)で実現することになった。主催者が25日、都内のホテルで会見し発表した。「石井VS吉田」は当初、戦極主催で行われる予定だったが、資金面の問題で興行自体が中止となり消滅の危機にあった。
会見に出席した吉田はまずファンや関係者に謝罪。ただし石井との対戦についての質問には「石井とやるんですか?誰とやるかは関係者に聞いてください」と硬い表情で話した。これまで、戦極のリングに強いこだわりを持って戦ってきただけにDynamite!!に“吸収”されることに納得できない様子だった。一方の石井も海外修業中とありビデオを通じて「吉田さんとはあんまりしゃべっていない。強敵なので気を引き締めていく。年末はお手柔らかに」とあいさつするにとどめた。主催するFEGの谷川貞治代表は「吉田はまだいろいろ立場があって歯切れが悪かった。われわれとしては魔裟斗とダブルメーンでやりたい」と話したものの、別団体のリングということもあり、2人のモチベーションの低下が心配だ。
【不良のための格闘技DVD】
関連ニュース
読み込み中..
PR
関連写真
読み込み中..