ノーベル賞の5人、予算削減の見直しを要請
11月26日3時8分配信 日本テレビ
行政刷新会議の事業仕分けで、科学技術関連の予算が「削減」と判定されたことを受け、ノーベル賞受賞者の5人が25日、「削減」の見直しを求めた。事業仕分けでは、次世代スーパーコンピューターの開発予算など多くの科学技術関連の予算が「凍結」や「削減」と判定されている。これに対し、5人は、事業仕分けの結論をそのまま予算に反映させず、専門家の意見を取り入れて「削減」の判定を見直すよう求めた。
ノーベル化学賞の野依良治氏「科学技術や教育は、短期的な費用効果で議論されるべきではない」
ノーベル物理賞の小林誠氏「個別の事業のネガティブ面だけを取り上げ、予算を縮減という結論は短絡的」
ノーベル医学生理学賞の利根川進氏「いい先生を育てるために、投資していかなければいけない」
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最終更新:11月26日3時8分