購入者宅から押収されたパソコンやダビング10解除ソフト=25日午前、松山市 ダビング10解除ソフトで初摘発 長野の東芝社員逮捕DVDレコーダーのハードディスクに録画したテレビのデジタル放送番組を、DVDディスクなどにコピーできる回数を10回に制限する「ダビング10」の機能を解除し、無制限にコピーできるソフトを販売したとして、松山東署などは25日、著作権法違反の疑いで長野県佐久市岩村田、大手電機メーカー東芝社員の増村哲哉容疑者(39)を逮捕した。 同署によると、ダビング10解除ソフトの販売の摘発は全国初。増村容疑者は「小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めている。増村容疑者が解除ソフトをどのように入手したのか調べている。 増村容疑者は佐久市の佐久分工場に勤務。同社広報室によると、産業用の充電式電池などの開発を担当していたという。 逮捕容疑は昨年10月、インターネットオークションを通じて松山市の大学生(19)にダウンロードさせ手数料など含め650円で、茨城県結城市の男性会社員(28)に宅配便でソフトを送付し、送料など含め850円で販売し、著作権を侵害した疑い。 【共同通信】
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