2009年11月25日 21時0分更新
25日から始まった犯罪被害者週間に合わせて「魂の殺人」とも言われる性犯罪の被害について考える会が岡山市北区で開かれました。
この会は犯罪被害者を支える活動をしている岡山市の社団法人・「被害者サポートセンターおかやま」が開いたものです。
会では、同僚に睡眠薬を飲まされ性犯罪の被害にあった20代の女性がついたて越しに話し「被害直後は、汚れた心や体がうつってしまう気がして幼いわが子を抱きしめることが出来きませんでした。平凡な生活が変わってしまう性犯罪がどれだけ重い罪なのかわかってもらいたい」と涙ながらに思いを語りました。
また、支援者などが参加した討論会では、性犯罪は被害がわかりにくくずっと1人で苦しんでいる被害者が多いことや、打ち明けても被害の深刻さについて世間に理解されていないため、かえって傷ついてしまうケースも多いことなどの課題が提起されました。
その上で参加者は「誰にも話さないまま終わっては被害者はその後の人生を歩むこともできない。地域社会で問題を受け止められる様世間の認識を変えていく必要があるのではないか」と訴えました。
また会場の一角には、殺人で息子や娘を失った家族の思いなどが書かれたパネルも展示され、当事者と同じように事件によって人生が大きく変わった家族の気持ちが紹介されていました。