“なぜ亀田大毅なのか”不満の坂田陣営が説明要求
WBAフライ級世界戦について記者会見する協栄ジムの坂田健史(左)と金平桂一郎会長
Photo By 共同 |
ボクシング協栄ジムの金平桂一郎会長は25日、世界ボクシング協会(WBA)総会で同ジム所属の前フライ級王者坂田健史と現王者のデンカオセーン・カオウィチット(タイ)との対戦が認められなかった問題について、日本ボクシングコミッション(JBC)に説明を求める意向を示した。
WBAは坂田がスーパーフライ級にランキング入りしていることを理由に、フライ級でのタイトルマッチを承認せず、10月にデンカオセーンに敗れた亀田大毅(亀田)の再戦要求を認めた。坂田にはフライ級(50・8キロ)契約での10回戦を1試合行った後、デンカオセーンと亀田大の試合が実現した場合、その勝者との指名試合を行えるとした。
金平会長は「体重の上げ下げは頻繁に行われている。なぜ、坂田だけ特別なのか。来週早々にも回答してもらいたい」と主張。JBCの安河内剛事務局長は「WBAの委員はルールとして行えないとしていたが、現在、そのルールが確認できていない。早期に報告してもらえるように打診している」と話した。
▼坂田健史の話 目の前の試合がタイトルマッチと信じて疑わなかったので、頭が真っ白になった。残念で仕方ない。
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