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宝石界のピカソと称される世界一の宝石彫刻家ムンシュタイナーのパライバトルマリンです。
特にこの4.05ctsのグリーニッシュブルーの逸品はKing Dabo99.83ct(世界一の宝石コレクター、マイケルスコットが100万ドル以上で購入)の片割れ、同じ原石からカットしたそうです。
モザンビーク産のパライバトルマリンの中でも最も大きく美しい原石だったそうです。
この石のカットは親父さんのベルントの意見を取り入れたカットなのでどこかベルント風の典型的なムンシュタイナーカットのようです。トムムンシュタイナーのサイン入りの証明書と、日独宝石研究所のカット写真入りのパライバトルマリン表記の鑑別書が付いています。 |
■ムンシュタイナー
ドイツイーダーオーバーシュタインの最高の宝石カッター。
国が認めた最高技術を持つカッターで、同じ物をふたつと作ることはない為、とても高価で、一般には商品が市場に出回る事はありませんでした。
現在は、マイスターである息子のトム・ムーンシュタイナーが技を継ぎ、父の偉大な芸術を父子ともにアトリエで製作しています。伝統に培われた厳しい目を持ち、原石の段階から自分で見極め、使用する原石も、直接ブラジル等で買い付けるなど、最高級のものだけ使用しています。
宝石の光の屈折を十分に理解した上で、細心の注意をはらい、宝石に美しい光の魔術を施します。
世界一のミネラルショーの行なわれるアメリカのツーソンショーでも、「ムーンシュタイナーカット」と銘打った偽者が出回るほどです。本物との作りの違いはカットのシャープさや繊細な煌きなどで、格段の違いがあり、レーザーカット技術が発達した今日でも、このカッティングは真似できません。 |
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