ネタバレ構わない方のみどうぞ。
『新世紀EVANGELION』という作品をご存じでない方は、そもそも読まれないと思いますが。
このonce more againという作品は、劇場版(俗に呼ばれるE.O.E)からの逆行物となります。
一度経験した記憶を持ったままで、主人公が過去に戻るという都合のいいお話です。
タイムパラドックスとか難しい話はおいといて。
おくQ的なLASを目指し突っ走ろうと思います。
閑話休題。
このサイトにエヴァを求めて来られる方の多くは、やっぱりLAS大好きな人だと思います。
A.T.F.様から来られるお客様でカウンターが動いてるようなサイトです。
私が書きたいのも当然LASですから。
このお話もそうなると、自分では思っているんですが……。
そこで一つ、告知をさせてください。
短編を読んで下さった方ならおわかりになるかもしれませんが、私の書くLASは甘みがないです。
低糖までもいかない微糖LASです。
LAS中毒の方々には、病院食のおかゆぐらいに味気ない作品かもしれません。
人格崩壊して床でゴロゴロしてしまうような甘い系は無理です。
好きですが書けません。
作品として成り立ちません。
それでも無い頭をひねって、LASを目指しておるわけですが……。
2004年、−06話まで公開した時点でアスカさんがまだ出てきてないです。
まだシンジと出会っても(再会しても)いないです。
アスカさんが出てきたのは±26話、つまりプロローグ部分だけ。
これは本当にLAS小説ですか私よ。
それからLASの定義についても、一つ疑問があったりするんですが。
二人のシンジが一つの作品で出てくる場合には、どうすればLASなんでしょうか。
ちなみにこの作品としては、プロローグで逆行したシンジをS’。
戻ってきた世界で生まれ、暮らしているもう一人の碇シンジをSと現してますが。
どちらでもLASになるんでしょうか。
ここでは区別する意味で LAS’&LRS と表記しておきますね。
だからアスカ登場を待たずに閲覧を止めないでお願い!
テレビ同様、紅い髪のお嬢さんが登場して活気づく予定なんだから!
またまた閑話休題。
作品としての方向性に触れておきますと、シンジ君主役の本格断罪系にはなりません。
復讐のためだけに戻ってきて、使徒も人間も思いのまま駆逐する。
私の中のシンジ君像とかけ離れてます。
シンジ君はどこまでいっても、優しくヘタレでエッチなバカシンジであってほしいのです。
それから。
ただ弾圧したいがために特定のキャラクターを貶める行為も嫌です。
そういったご指摘を受けてますから気をつけようと思いますが。
非難するためだけに作品書く気力も執念も私にはないです。
キャラクターに対する好き嫌いは私個人としてありますから、出番に響いたりはするでしょうが。
言葉や暴行でなぶりものにする趣味は私にはありませんので。
キャラクターついでに、ストーリーについても触れておきます。
基本的にはテレビとコミックを参考にしてます。
初号機パイロットの碇シンジと、護衛役の渚シンイチ。
この二人のシンジ君が主軸になって、お話も展開していくと思います。
もしお気づきでなかった方は、もう一度読み直していただけると面白いかも。
話としてはシリアス路線で進行しております。
全部が全部。
何もかもが幸せで終われるような、夢のようなお話にはならない予定。
誰かの思いを叶えるために、他の誰かの思いが潰える。
何をするにしろ、それは避けられないと考える人間なので、ごめんなさい。
読んでくれた方が少しでも、喜んでくれるような作品にしようとは思ってますので。
できましたらしばらくおつきあい下さい。
応援もらえると、やる気でることこの上ないです。