日本に生まれて良かった
先日、ある経営者とこんな会話をした。
大高「新政権発足で日教組がゾンビのごとく蘇り、日本の教育がさらに劣化しそうな気配が、、、、」
経営者「日本は大丈夫ですよ。何故なら日本の社長は約200万人と世界一多いわけです。実は大概の社長たちが社員をただの労働者とみなさず、教育するという発想を持って仕事にとりくんでいます。欧米の経営者のように無慈悲に切り捨てないのも根底に日本型経営の発想が消えていないからです。つまり日本の強さは学校教育後、社会で多くの国民が会社によるより実践的な”国民教育”を受けるわけです」
なるほど、周囲の経営者をみわたしていると、すぐ利益に直結するわけではないのに、礼儀作法から歴史認識といった教養まで社員教育に力を入れている立派な経営者がゴロゴロいる。
経営者「その証拠に、政権が数か月でコロコロ変わろうとも、体制に影響はないじゃないですか。ある意味、日本の官僚は優秀ですよ。批判は簡単ですが諸外国に比べたら腐敗の度合が軽度です。末端の役所の人間ですら不正をしません。日本はこうしたピラミッドの底辺の水準が高いんです。だから路上で物乞いをしている子供がいないじゃないですか」
こんな会話をした数日後、偶然、二宮尊徳のこんな言葉が目に飛び込んできた。
「道徳のない経済は罪悪であり、経済のない道徳は寝言である」
この言葉を聞いて、多くの読者がお隣の某国を思い出したに違いない。赤子を毒ミルクで殺し、日本に毒餃子を売って謝罪もなく、官僚は腐敗が日常で、経済は実力を伴わない数字の水増し、周辺諸国を侵略し、彼らから忌み嫌われている国を。とはいえ、将来的に周辺諸国のためにも某国の経営者達が心を入れ替え、幸ある国となることを願わずにはいられない。しれにしても日本に生まれて良かった!
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