2009年 11月 24日
ダム反対派が議会に工事契約凍結を陳情
小豆島の内海ダム建設問題で、反対派の住民グループは香川県議会にダムの本体工事契約の凍結を求める陳情書を提出しました。提出したのは、新しい内海ダムの建設に反対している住民グループのメンバー6人です。陳情では、「治水・利水の両面からダムは合理性を欠く」などとして、工事契約の凍結を求めています。一方、今年度中の着工を目指す香川県は、11月定例県議会に総額52億8580万円の工事契約締結議案を提出しました。この問題は、現在の内海ダムの下流に7.5倍の貯水量を持つ新しいダムを建設するもので、反対派住民がダムの事業認定の取り消しを求める訴訟を起こすなど、建設を進める県との対立が深まっています。

ファジ 手塚監督退任
サッカーのJ2ファジアーノ岡山の手塚聡監督が今季限りで退任することになりました。手塚監督は51歳、湘南ベルマーレのヘッドコーチやザスパ草津の監督を経ておととし2月、ファジアーノの監督に就任しました。就任から2年で当時中国リーグだったファジアーノをJFL、J2と2度、昇格させるなどその手腕は高く評価されていました契約期間満了による退任で後任の監督は決まっていません。今月28日のホーム最終戦終了後退任セレモニーが行われます。手塚監督は、「2度の昇格が経験でき忘れることの出来ない地岡山となりました。これからはいちサポーターとしてファジを応援していきたい」とコメントを発表しています。

岡山駅券売機で釣銭ミス
JR岡山駅の券売機で切符を買った客に、実際より少ない釣り銭を渡すミスがあったことが分かりました。ミスがあったのは、JR岡山駅の新幹線乗り換え口に設置してある券売機です。JR岡山支社によりますと23日午後3時ごろと午後5時半ごろ、この券売機で切符を買った2人の客から「釣り銭が合わない」との指摘がありました。確認したところ、午後2時ごろに係員が釣り銭を補充した際、100円を入れる場所に間違えて10円を入れていたということです。この券売機では、釣り銭の補充からミスに気付くまでの間に5人の利用がありましたが、このうち3人について、あわせて900円分の釣り銭を少なく渡していたということです。JRではミスのあった客には、後日不足分の釣り銭を返金することにしています。

丸亀市でオートバイなど焼く不審火
23日未明、丸亀市で、バイクと自転車合わせて4台を焼く火事がありました。警察が不審火とみて調べています。24日午前1時20分ごろ、丸亀市川西町北のマンションの駐輪場から「炎が上がっている」と近所の人から119番通報がありました。消防が消火にあたり、火は約20分後に消し止められましたが、駐輪場に停めてあったバイク1台と自転車3台のほか駐輪場の屋根の一部を焼きました。この火事によるケガ人はいませんでした。警察では、近くに火の気がないことから、不審火とみて調べています。

善通寺市の銀行で強盗未遂 客が取り押さえ
善通寺市の銀行で強盗未遂事件があり、犯人の男が警察に現行犯逮捕されました強盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、愛媛県四国中央市の無職、白石昇容疑者です。警察の調べによりますと白石容疑者は、24日午前9時半ごろ善通寺市善通寺町の四国銀行善通寺支店で、女性行員に刃渡り約10aの果物ナイフを突き付け「金を出せ」と脅していたところを店内にいた28歳の男性客に後ろから取り押さえられたということです。男性客は、「女性行員がおびえていたので助けてあげなければいけないと思った」と話しているということです。

年末ジャンボ発売!
1等・前後賞合わせて3億円が当たる年末ジャンボ宝くじが全国一斉に発売されました。このうち、岡山市内の売り場では、発売を待ちかねた人々の長い列ができ、発売と当時に宝くじを買い求めていました。今年の年末ジャンボ宝くじは、1等、前後賞を合わせた3億円が70本、2等の1億円は140本で、億万長者のチャンスが210本と、今年発売されたジャンボ宝くじの中では最も多くなっています。また、100万円が当たる特別賞は7000本用意されています。年末ジャンボ宝くじは来月22日まで販売され、大みそかに東京で抽選が行なわれます。

蒜山スキー場 シーズンに向けリフト設置
真庭市のスキー場でリフトの設置作業が行われました。リフトが設置されたのは、真庭市蒜山本茅部のひるぜんベアバレースキー場で、スキー場の職員など13人が、約1.1キロメートルのワイヤーに93機のペアリフトを取り付けていきました。こちらのスキー場では、昨シーズン降雪量が少なく平年の半分しか営業できなかったため今年は人工降雪機を10台導入し対応することにしています。ひるぜんベアバレースキー場は来月19日のオープンを予定しています。