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医師無罪判決の帝王切開死、「再発防止が不十分」 弁護士ら

 福島県立大野病院で2004年に帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した事故で、医療問題弁護団は24日までに、「原因究明や再発防止策の検討が不十分」として、日本産科婦人科学会など3団体に事故調査委員会を設置するよう要望書を提出した。執刀医の無罪は確定しているが、弁護団は刑事事件の記録や医学文献を基に課題を報告書にまとめ、「医療の専門家で広く議論してほしい」と求めた。

 同日記者会見した同弁護団によると、無罪判決後、遺族の協力を得て刑事事件の記録を入手。さらに福島地裁が証拠採用した16点を大幅に上回る130点超の医学文献を独自に精査し、専門医からも参考意見も聴取して事故原因などを幅広く検討したという。3団体には要望書と一緒に報告書を送付した。(07:00)

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