07モデルでモデルチェンジするX-9
既に情報は出回っているので知っている者は多いと思う
何故俺がここまでMTBでSRAMに拘るのか
SHIMANOとは違うのだよSHIMANOとは
よく聞かれるので簡単に説明しようと思う
・外観
まぁ言うまでも無く見た目は違う
SRAMはメカメカしいコンポネートだ
とても大きくゴツイイメージがある
・性能
性能と言うのはもちろん使ってみて
変速レバーを押して変速完了までのスピード、滑らかさでる
だが正直、俺は性能と言うのはいかにその状態を維持出来るか?
と言うのが性能だと思っている
使っていく内に性能と言うのは汚れや消耗によって落ちるものであるからだ
・価格
SRAMは安くないSHIMANOよりも高い
買うと言う事ではサイフには優しくないだろう
とこういった感じだ
有名な事だが意外と知らない事が多いようだが
SHIMANOとSRAMはシフターの引き幅が違う
ので
SRAMのシフターでSHIMANOのリアディレイラは引けない
もちろん
SHIMANOのシフターでSRAMのリアメカは引けない
但し
SRAMからはSHIMANO対応のシフターは出ているのでそれを使用すれば
SRAMのシフターでもSHIMANOは引ける
では何故違うのか?
そもそもSRAMのやりたかった技術が
「1:1」だからだ
つまりシフターを1引けばリアメカも1動く
これを「イグザクトアクチュエーション」とSRAMは言っている
俺は勝手に「ワントゥワン」と言っている
それに大してSHIMANOは1:2だ
つまりシフターを1引けばリフディレイラが2動く
つまりSRAMに合わせて言うと
SRAM 1 : 1
SHIMANO 0.5 : 1
である
シマノはよりシフターでの操作をし易く
僅かな操作で出来る様にこれを採用したのだ
がもちろんこれによりズレが生じる事もある
それが泥であったり外傷であったりと
ではSRAMは1:1だから無いのか?
と言うと有る
ただ1:1だけだとすれば有りえる
それを克服する為SRAMのリアメカはシングルテンションであったり
特殊な動きをするリアメカであったりする訳だ
SRAMのリアメカを見た事のある人なら解るだろうが
SRAMのリアメカは動かした時変わった動きをする
ワイヤーの通し方もシマノや過去にあったサンツアーとは全く違う
見た目だけで言えばテコの原理で動かす様な動きである
これがSRAMのリアメカを常に滑らかに動かす為に必要な物の一つである
あの様な動きをする為、落車や岩や木にぶつけたりとしても
動きが変わらないのである
そしてシングルテンションだ
SHIMANOのリアディレイラーの場合
リアディレイラの取り付けボルトの位置と
ガイドプーリーの位置にスプリングが入っており
チェーンを引きたるみを無くす様にしている
しかしSRAMはガイドプーリーの位置のみにスプリングを入れて
それだけでたるみを取っている
取り付けボルトの位置は全く動かない
これはフレームとの接触を防ぐ為だ
MTBで山を下った事のある者ならば解ると思うが
SHIMANOのリアディレイラの場合下りやドロップオフで飛んだりすれば
ガンガンフレームにリアディレイラがぶつかる
ぶつかった瞬間はチェーンがかなりたるむのである
そんな時に変速すればどうなるだろうか?
まずズレたり引っかかったりするだろう
のでFRなどではデバイスを付けたりリアクターを付けたりする
SRAMはそれを回避する為シングルテンションにして下りながらでも変速出来る
と言う物を目指したのだ
完全にMTBで走る、下ると言う視線から作り出したコンポネートと言える
あまり言いたくないが
最近のSHIMANOのMTBコンポで山で走ると言う事を考えていないのでは?
と疑問に思うことが多い
それが
デュアルコントロールレバー
であったり
ローノーマルリアディレイラー
であったり
実用性のみを追求したSRAMに俺は惚れた
勉強になりましたm(_ _)m
2006/10/02 00:44
実用性の追求はやっぱり魅力的ですね.
いつか使ってみたくなりました.
2006/10/02 23:41