先日、メキシコCMLLに視察に出向き、業務提携を結んだ新日本プロレス菅林社長。じつは現在、CMLLに海外遠征中のNO LIMIT(裕次郎&内藤哲也)と接見していた。ところが両名は、菅林社長からの1.4東京ドーム大会への凱旋プランをまさかの固辞! 逆に“待遇改善”要求を突きつけていたことが明らかになった。 1.4東京ドーム大会への帰国を仰いだ菅林社長だったが、この申し出を現在、CMLLでトップ戦線に食い込んでいるNO LIMITの二人は固辞。それだけでなく、「帰国するなら、俺たちが納得する条件、ポジション、それからギャランティーを用意してほしい」と堂々と“待遇改善”を訴えた。 飯塚高史による車破壊テロの巻き添えになり、メキシコでは乗っていたタクシーがバスに追突され、TAJIRIからは再三再四、毒霧を食らうなど、踏んだり蹴ったりの菅林社長だが、もう一つ悩みの種を抱えていたことが発覚した格好だ。はたして菅林社長の決断は? ■以下は、CMLLでの接見の様子。 菅林「ひさしぶり! 今日はCMLLの社長とミーティングがあったのと、そろそろ二人に日本に帰ってきてもらおうかなと思ってね。で、1月4日、東京ドームに試合を用意するんで、ぜひ日本に帰ってきてほしい」 内藤「えっ? ドームですか?」 裕次郎「東京ドームかぁ〜」 内藤「すぐじゃないっすか? そんなんいきなり言われても……」 裕次郎「俺たちもいまメキシコでトップでやってるんで。まぁ、俺たちが納得のいく条件、ポジション、あとは(右手でお金ポーズを作って)ギャランティですね。それをちゃんと用意してくれるんだったら、いつでも新日本のリングで試合をしますよ」 内藤「社長、俺たちは5月に来てから、やっとここまで上がってきたたんすよ。いま、ここを制圧できるかどうか、という大事なところなんですよ。そういう状況なんで日本に帰るとかそういうことは考えられないです」 菅林「……まぁ、いいカードを検討するんで、ぜひ帰ってきてください」 裕次郎「ま、いいカードもそうなんですけど、あとはギャランティですね。そっちのほうもよろしくお願いしますよ!」